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  • 琥珀の夏

  • 著者: 辻村 深月
  • ナレーター: 春日 さくら
  • 再生時間: 18 時間 32 分
  • 4.3 out of 5 stars (37件のカスタマーレビュー)

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『琥珀の夏』のカバーアート

琥珀の夏

著者: 辻村 深月
ナレーター: 春日 さくら
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あらすじ・解説

見つかったのは、ミカちゃんなんじゃないか――

『かがみの孤城』『傲慢と善良』の著者が描く、

瑞々しい子どもたちの日々。そして、痛みと成長。

かつて、カルトだと批判を浴びた<ミライの学校>の敷地跡から、

少女の白骨遺体が見つかった。

ニュースを知った弁護士の法子は、無騒ぎを覚える。

埋められていたのは、ミカちゃんではないかーー。

小学生時代に参加した<ミライの学校>の夏合宿で出会ったふたり。

法子が最後に参加した夏、ミカは合宿に姿を見せなかった。

30年前の記憶の扉が開くとき、幼い日の友情と罪があふれ出す。

本タイトルは12時間を超えるため、パートごとに分割してダウンロードすることができます。

©辻村 深月 (P)2024 Audible, Inc.

琥珀の夏に寄せられたリスナーの声

総合評価
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  • 星4つ
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ナレーション
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ストーリー
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  • ennea
  • 2024/05/01

想像していたのと違った

宗教2世の話かと思ったが、テーマがばらけていて追いかけづらい印象だった。
ただ、この作家さんは、一軍女子から冴えない女子への嫌がらせの描写などが本当にうまく、思春期の少女たちの心情ををリアルに感じさせてくれるのが良かった。
ナレーションは上手だけど、ときおり鼻声に感じる部分があり、聞き取りづらい面もあった。

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  • yanyan
  • 2024/05/16

子供には親は必要

実際昔(今もあるのか?)宗教を元にしてて、理不尽に親と引き離された子供たち、、夏の間だけそこに遊びに来る子どもたち信じていた先生たちの裏の姿。

子供の傷ついた気持ちと蓋をした思い、子どもならではの感情が良く現れてて、作者小学生なの?!と思うくらいにリアルに感じる感情表現だったけど、途中で出てきた理想の高い先生?とか、イマイチ伏線回収がきっちりしてなかったように感じた。
主人公も保育園に入れなくて焦ったりしてるけど、もしかして子育てできないとかの事情もあって子供をしていて子供を入れちゃったのかな?っていう思いも、いやいや、そんなことねーだろ、っていう中途半端感があったかな。

自然と触れ合える夏キャンプとか、自己決定を目指したセミナー的な、子を思う親が落ちる闇は子を持って実感するし、危ういところにいて、ママたちってホントに大変、と自分のことも慰めたいわ。

読んでる時は面白かったけど、読み終わった後よくわからない感じだった。、

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  • おじさん
  • 2024/05/17

ナレーションが素晴らしい

いつものアニメ作品やラジオで聞いている春日さくらさんの声と一風違った声で、物語が頭の中にすっと入ってきました。非常に聞きやすかったです。

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  • 匿名ユーザー
  • 2024/05/18

暗い物語が、悲壮感漂う朗読で更に暗く…

物語も朗読も、好みの問題だが、私には合わなかった。聞いててとにかく辛かった。

何が言いたいのかよくわからない。通底する大きなうねりみたいなものを感じなかったー… 話が前後したり主観が変わったりしても大きなうねりに乗っていれば物語の海をぐんぐん泳いでいけるけど、この物語は何度も溺れかけた。リタイアしたくなった。

子が親を求める気持ちは何より大事にしてあげて。大人は子どもを保護して。目を離さないで。子育て大変。でもかわいい。理想の教育って究極、親子が普通の関係であること … だ、か、ら、家族って親子って大事だよね…???みたいなこと?

聞くのが辛いのは、ノリコに共感できなかったことも大きい。私も生きベタだけど、ノリコにはモヤモヤしっぱなしだった。子ども間の上下関係みたいなのも、とにかく描写が卑屈で不快。

朗読は、個人的な好みの問題だが、読点の切れ目や文末の余計な一呼吸というか、すっと息を吸ったり吐いたりする音が、とてもとても気になる。余計な息継ぎというか。息つぎが多いから、文も細切れになる。アニメの声当てではないから、地の文も会話の文も、この呼吸で読まれると、辛い。地の文にまで余計な悲壮感や危機感が漂って、とても聴き苦しかった。

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