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『志賀直哉』 小林秀雄と人生を読む
- ナレーター: 池田 雅延
- 再生時間: 1 時間 21 分
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講演は連続シンポジウムの第一部「現代を読む──小林秀雄を語る」という原題のもと行なわれ、講演者は吉本隆明のほか秋山駿氏がいた。
講演日時:1984年3月16日
主催:寺小屋教室
場所:新宿・紀伊國屋ホール
収載書誌:思潮社『白熱化した言葉』(1986年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
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講演日:1983年5月26日
主催:神奈川県高等学校教科研究会国語部会
場所:神奈川県政総合センター
収載書誌:中公文庫『語りの海2古典とはなにか』(1995年)、弓立社『超西欧的まで』(1987年)
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●くしゃくしゃの十円札~菊池寛と小林秀雄~ ●センチメンタル無き友情~芥川賞誕生秘話~ ●芥川賞の舞台裏~鬼が集う選考会~ ●文学が事件になった~異色の受賞者たち~ ●残酷な贈りもの~受賞劇の光と陰~文藝春秋の文化講演会は、文学談や執筆秘話に人生論も交え、含蓄と味わい深い講演があなたの生き方に豊かさと彩りを添えます。
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連続講座「良寛」の第1回目。
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森鷗外の旧居「観潮楼」跡地にあった鷗外記念本郷図書館で行われた。
講演日:1971年10月14日
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「いけないよ。打っちゃいけない。」新公はお富へ眼を移した。しかしまだ短銃の先は、三毛猫に狙いを定めていた。 官軍の彰義隊攻撃のため住人が避難したときのことです。置き去りにしてしまった猫を引き取りに来たお富と留守に上がり込んでいた新公が鉢合わせ、猫を巡る争いから男の欲望へと発展します。この作品では事細かに描写される猫が重要な役割を担っています。「開花物」と呼ばれる、明治初期の西洋文明が次々と入ってくる時期に題材をとった作品ですが、この物語のなかにも拳銃や内国博覧会、二頭立て馬車などが登場します。 溝口舜亮の、一幕芝居をみるような淀みない語りが楽しみです。
著者: 芥川 龍之介
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ある夏の日の朝、温泉宿の近くに湧き出る清らかな泉でのとある光景を散文のように綴った小作品です。 十一、二の少しなまめかしさを醸し出し始めた年頃の、大人ぶった少女たちが七人。賑やかに銀の杯で泉の水を汲んでいるところにやってきた十四、五の異国人の娘が一人。和を乱された少女たちはよそ者の娘の黒い杯をからかい始めます。ところが、その娘は「私は、器は小さくても自分の杯で飲みます」ときっぱりといいます。ここには鴎外の生き方の姿勢が含まれているようです。 金田賢一の抑制の効いた、娘たちを見守るような優しさ溢れる朗読をお楽しみください。 ※本朗読作品中には現代ではふさわしくない表現が含まれていますが、著者が差別助長の意図で使用していないことを考慮し、原作に忠実に再現しています。
著者: 森 鴎外
あらすじ・解説
ご 挨 拶
池 田 雅 延
小林秀雄先生が亡くなられてからもう30年にもなりますが、先生の本はいまなお売れ続け、年々新しい読者が生まれ続けています。そして近年は、小林秀雄を読みたいがどこから読んだらよいか、何と何を読んだらよいかといった質問もたくさんいただくようになりました。そこへ昨年の秋、新潮社の倉庫をリニューアルしてオープンする〈soko〉で小林先生のことを聞かせてほしいという相談が寄せられ、それなら「小林秀雄作品案内」といった趣で、私が先生から直接聞いた話も織りこみながら進めていこうということになりました。
小林先生は、日本における近代批評の創始者・構築者として大きな足跡を残しましたが、高校時代・大学時代は小説家を志していました。その小林青年が、小説家ではなく批評家となるに至った過程には、今にして思えば宿命的といってよい岐路がありました。2015年4月からの6ヶ月は、「一ツの脳髄」「様々なる意匠」「志賀直哉」「Xへの手紙」「アンドレ・ジイド」「故郷を失った文学」の6作を取り上げ、〈批評家小林秀雄〉が誕生するまでの道筋をたどります。
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『志賀直哉』 小林秀雄と人生を読むに寄せられたリスナーの声
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ナレーション
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ストーリー
- 吉田 真帆
- 2022/03/31
想いがあふれる語り口
文字では決して感じられない音声ならではの臨場感が素晴らしい。Audible配信の醍醐味。
小林秀雄への深い想いがあればこそ、ここまで語ることができる。そして、読書会への参加者からの質問のやりとりからも、この場の熱い雰囲気が伝わってくる。書籍の読み上げ式とは全く違った、著者の生が伝わってくる音声で感動しました。
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総合評価
- minerva2050
- 2018/10/12
天才が天才を知る話し
憧れなのだろうか、天才志賀直哉を追う秀才小林の姿が見える話。
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