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現実はいつも対話から生まれる
- ナレーター: 入江 直樹
- 再生時間: 4 時間 4 分
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「すべてのひとに未来をつくる能力がある」
世界では、30万人の子どもが兵士として戦っている。
世界中に約7000万個もの地雷が埋められ、20分に1人が地雷の被害に遭っている。
世界の現実と、日本に住む私たちの毎日はあまりにも違う。
でも、「何もできない」とあきらめる必要はない。
今、自分にできることを少しずつ積み重ねていけばいいのだから。
すべての生命が安心して生活できる社会を目指して。
※本商品は「こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した」(こう書房刊 鬼丸昌也著 ISBN:978-4-7696-0973-5 1,470円(税込))をオーディオ化したものです。
本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約 31 km、1888 kcal 消費できます。
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ここに対立を超える鍵がある。
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私たちが「現実だ」と思っていることはすべて「社会的に構成されたもの」です。
もっとドラマチックに表現するとしたら、そこにいる人たち が、「そうだ」と「合意」して初めて、それは「リアルになる」のです。
あなたは懐疑的にこう反応するかもしれません。
「死が存在しないという意味ですか? この身体も太陽もこの椅子も?」
私たちはここで、ひとつはっきりさせておかなければいけません。
社会構成主義者は「何も存在しない」とか「現実などない」と言っているわけではないのです。
重要なポイントは、人が「何が現実か」を定めるとき、
常にそれは、あるひとつの文化の伝統から話しているのだということです。
確かに何かは起こりました。けれど、それを描写するには、ある特定の文化の観点を通さざるをえないのです。
つまり、その文化特有の言語だとか、見方、話し方を通して語らざるをえないということです。
たとえば、「彼のお父さんが亡くなりました」ということを描写しようとすると、
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ここで私たちは「起こったこと」を「特定の身体機能の停止」として「構成」しているのです
(けれども、医療専門家たちの間でもそれを死と確定することには同意が成立しないかもしれません。
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私たちが「良し」とする世界を構成していて、
私たちが価値を置いていることを実現するのを妨げるものを「問題」と見なしているわけです。
私たちが「問題」として「構成」しているすべてのものを、
「チャンス(機会)」として「再・構成」することはできないでしょうか?
(第1章より)