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鈴木三重吉童話全集――銀の王妃ほか
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 18 分
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鈴木三重吉童話全集――魔法の鳥ほか
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 14 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
<作品紹介> 鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られています。 彼は、政府が主導する唱歌や説話の質に不満を持ち、子供の感性を育むためには、本当に良い作品を届けなければならないという哲学のもとで、童話と童謡の雑誌「赤い鳥」を創刊しました。その創刊号には、芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花、北原白秋らが賛同し、後には菊池寛や、谷崎潤一郎らも作品を寄稿しました。また、「赤い鳥」には多くの作家、作詞家、作曲家、画家が賛同し、参加したのみならず、彼らが世に出るきっかけとなりました。 三重吉自身も創作童話のみならず、世界各国の物語を児童向けの童話として、沢山の作品を発表しています。 このオーディオブックは、鈴木三重吉がお子様に対しても真剣に一人の人間として向き合って、千差万別の人間模様を描いた童話が収められたものです。是非親子で一緒に触れてみてはいかがでしょうか? <収録作品> 魔法の鳥 蛇つかひ 青い顏かけの勇士 からすの着物 こりこり物語 お話ずき かぐや姫 なまけもの 長鼻物語 ピイピイとブウブウ 六人の少年王 小僧の王子 おしゃべりばあさん 小犬 うば車 お猿の飛行士 黄金鳥 綱びき 悪魔と馬 ダマスカスの賢者 かるたの王さま 一本足の兵隊
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BGMが五月蝿すぎる。
- 投稿者: 匿名 日付: 2023/06/07
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――古事記物語ほか
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 20 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
作品紹介
鈴木三重吉はお子様に対しても真剣に一人の人間として向き合って千差万別の人間模様を描きました。
「古事記物語」
これは日本の国のは
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――湖水の鐘ほか
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 15 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
<作品紹介>…
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――石像王子
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 44 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られており、彼が創刊した雑誌「赤い鳥」においては、日本最初の童謡・童話を創作しただけではなく、多くの作家、作詞家、作曲家、画家が賛同し、文学・美術・音楽などの広い芸術の分野で先駆的役割を果たしました。
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――正直じいさんほか
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 10 分
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ストーリー
<作品紹介> 鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父と…
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集——かなりや物語
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 10 時間 56 分
- 完全版
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ストーリー
<作品紹介> 鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られています。 彼は、子供の感性を育むためには、本当に良い作品を届けなければならないという哲学のもとで、童話と童謡の雑誌「赤い鳥」を創刊しました…
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- 著者: 鈴木 三重吉
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<作品紹介> 鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られています。 彼は、政府が主導する唱歌や説話の質に不満を持ち、子供の感性を育むためには、本当に良い作品を届けなければならないという哲学のもとで、童話と童謡の雑誌「赤い鳥」を創刊しました。その創刊号には、芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花、北原白秋らが賛同し、後には菊池寛や、谷崎潤一郎らも作品を寄稿しました。また、「赤い鳥」には多くの作家、作詞家、作曲家、画家が賛同し、参加したのみならず、彼らが世に出るきっかけとなりました。 三重吉自身も創作童話のみならず、世界各国の物語を児童向けの童話として、沢山の作品を発表しています。 このオーディオブックは、鈴木三重吉がお子様に対しても真剣に一人の人間として向き合って、千差万別の人間模様を描いた童話が収められたものです。是非親子で一緒に触れてみてはいかがでしょうか? <収録作品> 魔法の鳥 蛇つかひ 青い顏かけの勇士 からすの着物 こりこり物語 お話ずき かぐや姫 なまけもの 長鼻物語 ピイピイとブウブウ 六人の少年王 小僧の王子 おしゃべりばあさん 小犬 うば車 お猿の飛行士 黄金鳥 綱びき 悪魔と馬 ダマスカスの賢者 かるたの王さま 一本足の兵隊
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- 投稿者: 匿名 日付: 2023/06/07
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――古事記物語ほか
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
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ストーリー
作品紹介
鈴木三重吉はお子様に対しても真剣に一人の人間として向き合って千差万別の人間模様を描きました。
「古事記物語」
これは日本の国のは
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――湖水の鐘ほか
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 15 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
<作品紹介>…
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――石像王子
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 44 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られており、彼が創刊した雑誌「赤い鳥」においては、日本最初の童謡・童話を創作しただけではなく、多くの作家、作詞家、作曲家、画家が賛同し、文学・美術・音楽などの広い芸術の分野で先駆的役割を果たしました。
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――正直じいさんほか
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 10 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
<作品紹介> 鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父と…
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集——かなりや物語
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 10 時間 56 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
<作品紹介> 鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られています。 彼は、子供の感性を育むためには、本当に良い作品を届けなければならないという哲学のもとで、童話と童謡の雑誌「赤い鳥」を創刊しました…
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――ぶくぶくながなが火の目こぞう
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 7 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られています。
著者: 鈴木 三重吉
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鈴木三重吉童話全集――湖水の女
- 著者: 鈴木 三重吉
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 11 時間 16 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られています。 彼は、政府が主導する唱歌や説話の質に不満を持ち、子供の感性を育むためには、本当に良い作品を届けなければならないという哲学のもとで、童話と童謡の雑誌「赤い鳥」を創刊しました。その創刊号には、芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花、北原白秋らが賛同し、後には菊池寛や、谷崎潤一郎らも作品を寄稿しました。
著者: 鈴木 三重吉
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アラビアンナイト
- 著者: 菊池 寛
- ナレーター: 清水 秀光
- 再生時間: 3 時間 51 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
アラビアンナイトは、中世イスラムを舞台とする説話物語集で、日本では「千夜一夜物語」との名称でも知られています。船で世界中を旅したシンドバッドの冒険 魔法のランプの力で大金持ちになったアラジン アリババが唱える魔法の言葉「開けごま」 これらの話はすべて、アラビアンナイトが原点となっています。その話はアラビア圏の各地を起源として、多彩な物語が繰り広げられています。魔法のランプや魔法の言葉など、不思議な冒険が印象的ですが、それだけではなく、中世イスラム世界の情景や暮らしぶりもいきいきと描かれています。今回は、その中から「アラジンとふしぎなランプ」「アリ・ババと四十人のどろぼう」「船乗シンドバッド」の3話を収録。 さあ、ここから三者三様の冒険物語がはじまります。不思議なアラビアンナイトの世界への扉よ、開けごま!
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面白かった
- 投稿者: Ryoko 日付: 2022/07/24
著者: 菊池 寛
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巌谷小波童話集 寓話編 2
- 著者: 巌谷 小波
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 6 時間 37 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
子どもの想像力を豊かに育む...
著者: 巌谷 小波
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小川未明童話全集4
- 著者: 小川 未明
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 10 時間 51 分
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ナレーション
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ストーリー
児童文学の父であり、日本のアンデルセンと呼ばれる小川未明の童話「赤い船」、「殿さまの茶わん」ほか全49話を朗読で収録しています。
「赤い船」
貧しい家に生まれた露子は小学校で聞いたオルガンの音に魅了していました。先生にオルガンはどこの国からきたのかと聞くと、広い太平洋の波を越えて船に乗ってきたのだと先生はいいました。それから、オルガンの音を聞くと海のかなたの外国を考えたのです。
やがて、露子が11歳のとき東京のある家に行くことになりました。その家は立派でオルガンのほかにピアノ、蓄音機などがありそれらの音を聞く度に遠い国からきたのだろうと考えていました。その家にはちょうど露子のお姉さんにあたる娘がいました。お姉さんがピアノを弾くと、露子は母、父、村の小学校のことなどを思い出して、涙が出るのでした。
初夏のある日のこと、露子はお姉さんと海辺へ遊びに行きました。沖には赤い筋の入った一そうの大きな汽船が通り過ぎるのが見えました。お姉さまは露子にあの船は幾日もかかって外国に行くのだと教えてくれました。露子はあの赤い船にはどんな人が乗ってなにをしているかと考えました。露子はどうしても赤い船の姿を忘れることができませんが、船は波の中に隠れて煙が一筋空に残っていくばかりです。
あくる日、露子は窓のそばで赤い船はいまごろどこを航海している
著者: 小川 未明
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小川未明童話全集5
- 著者: 小川 未明
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 10 時間 49 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
児童文学の父であり、日本のアンデルセンと呼ばれる小川未明の童話「金の輪」、「紅すずめ」ほか全52話を朗読で収録しています。
5巻に収録
「金の輪」
太郎は長い間病気で寝ていましたが、ようやく日の当たる昼間だけ外へ出られました。ある日、太郎は外に出ると、金の輪が触れ合う音がし、一人の少年が二つの金の輪をまわしながら走ってきました。太郎にはまったく見覚えのない少年でしたが、少年は太郎に微笑しました。それは知り合いの友達にするようであり懐かしげに見えました。次の日の午後、また太郎は昨日と同じ時刻にあの少年が二つの金の輪をまわして走ってきました。そして、昨日よりもいっそう懐かしげに微笑み、なにかいいたげな様子でした。その晩、太郎は二日も同じ時刻に金の輪をまわした少年を見たことを母親に話しましたが信じてもらえませんでした。太郎は少年と友達になり、金の輪を一つ分けてもらい、どこまでも走って行く夢をみました。明くる日から太郎は熱が出て、太郎の病気は・・・。
「王さまの感心された話」
世界が造られた時、三人の美しい天使がいました。一番上のお姉さんはやさしく、口数の少ない人で、次の妹は目のぱっちりとしたやさしい人で、末の弟は快活な少年でありました。世界が作られる始まりであったため、三人は何かに姿を変えなければいけませんでした。
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名作の世界が壊れる
- 投稿者: ME 日付: 2019/03/05
著者: 小川 未明
あらすじ・解説
<作品紹介>
鈴木三重吉は日本の児童文化運動の父として知られています。
彼は、政府が主導する唱歌や説話の質に不満を持ち、子供の感性を育むためには、本当に良い作品を届けなければならないという哲学のもとで、童話と童謡の雑誌「赤い鳥」を創刊しました。その創刊号には、芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花、北原白秋らが賛同し、後には菊池寛や、谷崎潤一郎らも作品を寄稿しました。また、「赤い鳥」には多くの作家、作詞家、作曲家、画家が賛同し、参加したのみならず、彼らが世に出るきっかけとなりました。
三重吉自身も創作童話のみならず、世界各国の物語を児童向けの童話として、沢山の作品を発表しています。
このオーディオブックは、鈴木三重吉がお子様に対しても真剣に一人の人間として向き合って、千差万別の人間模様を描いた童話が収められたものです。是非親子で一緒に触れてみてはいかがでしょうか?
「銀の王妃」
早くに母親の王妃を亡くした金の王女のもとに、銀の王妃が新しい母親としてやってきました。
ところが、この銀の王妃は自分を世界一美しいと思っており、大変な負けず嫌いであったので、将来大変な美人になるであろう金の王女のことを疎ましく思っていました。
そして姫が美しく成長したある日のこと、近くの谷にある泉のますに、
「世界で一番美しいのは金の王女です」
と言われてショックを受けた銀の王妃は、御殿に帰ると寝室に閉じこもって、ふさぎこんでしまいました。
そして、王妃を案じる王様に対して、「金の王女をなきものにしてください」と頼むのでした。悩んだ王様は、いとこの国に姫を引き取ってもらい、王妃には「海の真ん中に投げ落とした」と嘘を吐いたのでした。
王女が死んだものと思った王妃は、今度こそは自分が世界で一番美しい者になったと喜びました。ですが、泉のますには世界で一番美しいのは金の王女だと言われ、王女がまだ生きていることを知るのでした。
そこで王妃は、久しぶりに金の王女の顔を見たいと王様に切り出すのですが……
<収録作品>
銀の王妃
マルボーたいい
ふしょう兵
火の中へ
黒ざる
とら
くも
そり
ぴっぴきぴ
父
船長の冒険
がいこつの島
こうまの話
風車ばの秘密
金の城
最後の課業
子どもと大男
星(或羊飼ひの話)
さずかり物
少年えきでんふ
子どもの水兵
狐のなかうど
<鈴木三重吉(すずき・みえきち)>
小説家・童話作家。1882年、広島の生まれ。
東京帝国大学において夏目漱石に師事した後、その門下となる。短編小説「千鳥」を「ホトトギス」に発表して認められ、作家としてデビューした。
その後も浪漫的・抒情的な作品を書き注目を受けたが,しだいに童話への関心を深め1916年童話集「湖水の女」を出し、1918年、児童雑誌「赤い鳥」を創刊。坪田譲治、新美南吉らの童話作家を育てた。
代表作には小説「小鳥の巣」「桑の実」「世界童話集」など。