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  • 彼らは世界にはなればなれに立っている

  • 著者: 太田 愛
  • ナレーター: 青木 崇
  • 再生時間: 14 時間 50 分
  • 4.6 out of 5 stars (57件のカスタマーレビュー)

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彼らは世界にはなればなれに立っている

著者: 太田 愛
ナレーター: 青木 崇
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あらすじ・解説

「わたしたちの過去も現在も未来も写しとられている。恐るべき傑作だ」(解説より) 翻訳家 鴻巣友季子

「最初のひとりがいなくなったのはお祭りの四日後、七月最初の木曜日のことだった」――
ここは〈始まりの町〉。物語の語り手は四人――初等科に通う十三歳のトゥーレ、なまけ者のマリ、鳥打ち帽の葉巻屋、窟の魔術師。彼らが知る、彼らだけの真実を繋ぎ合わせたとき、消えた人間のゆくえと町が隠し持つ秘密が明らかになる。人のなし得る奇跡とはなにか――。
社会派エンターテインメントで最注目の作家が描く、現代の黙示録!

高知市の「TSUTAYA中万々店」書店員、山中由貴さんが、お客様に「どうしても読んで欲しい」1冊に授与する賞、第4回山中賞受賞作。

本タイトルは12時間を超えるため、パートごとに分割してダウンロードすることができます。

©Ai Ota 2020, 2023 (P)KADOKAWA

彼らは世界にはなればなれに立っているに寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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  • Keiko
  • 2024/05/23

耳が痛くても傾けるべき警鐘

自他共に認める著者のファン。Audibleに加わった本書を楽しみにワクワクしながら聴き始めたのだが…「アレ?これ本当に太田愛さん?」と首をひねった。
巧みな情景描写と時折り挟まれる鋭い言葉に胸を突かれながらも、半分過ぎてもいつものワクワクもドキドキも起こらない。反対にだんだんと真渡で締められるように描かれる世界は暗くて息苦しいものになっていく。だが、終章の少し前辺りからの怒涛の展開に「あぁそうだったのか」とため息が漏れ、最後には家事の手が止まり、不覚にも涙が溢れた。
解説でも書かれた通り、描かれた町は過去にもそして現在にも存在する。だからこそ、『民選(選挙)が廃止された事に慣らされる』未来が来ないように、私たちは目を光らせなければならないと強く思った。

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  • tokoneko
  • 2024/05/27

徐々に引き込まれる

ファンタジーなのか何なのか分からない出だしであった。聞き進める内に徐々に重大なテーマである事が理解できるようになる。そして現実社会への不安も強くなった。途中で止めないで良かった。

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  • kanokatsu
  • 2024/05/31

全体主義に飲み込まれていく人々

ハッピーエンドや希望をくれるものではないが紡いでいく逞さを感じることができる。引き込まれる構想力は著者ならでは。

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  • Amazon Customer
  • 2024/05/21

現状への警鐘に満ちた寓話

太田愛さんのミステリ作品が大好きで手に取りましたが、本作は今までと毛色が違う架空の世界の物語。しかし子供や弱い立場の人達、社会への怒りは一貫していてやはり社会派だと思いました。見たくないものから目を逸らすことがどんな社会をもたらすか、寓話の形を借りて現在進行形の問題が鋭く描かれていて耳が痛い。今私たちがまさに考え行動しなければならないことが突きつけられています。世界設定も示唆的で美しく、作者の新たな魅力を知りました。

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  • 狒々宮
  • 2024/05/24

読後感が気持ち良いです

読後に内容を反芻しながら、思わず語りたくなくなる、そんな小説です。
社会の様々なスケールの視点で楽しめます。

利己的で臆病な動物という特性が大多数の私達は、救世主がAI統治を実現するまで、共食いし続ける気がします。社会の仕組みと政治に絶望だらけの短い人生で何も変えられないなら、逃げるのが勝ち、という考えを、なんとか変えられないものか、と考えさせられました。

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  • もち子
  • 2024/05/30

深い

最初ファンタジーものかぁと思ったが、ちがう!フィクションなんだけど、ノンフィクションのようなリアルに近い内容だった!少しずつ事件や町の真実がみえてくるあたりはハッとさせられた

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  • ysk
  • 2024/05/28

ハッピーエンドではない…

寓話の中に入ったような、それでいていま現在起こっていることと通じるような。。
人間の弱さ愚かさなどを凝縮したようなものを、長く重く読んだような読後感。

解説まで読んで、もう一度初めから聴こうと思いました。非常に読み応えのある作品。
太田愛さんはもちろん、編者の方々、オーディブルで作品に出会わせてくれたナレーションの方、
長々とありがとうございました。

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  • July
  • 2024/06/01

教訓的寓話

まとめると、民族倒錯、民族主義、排他主義、国威発揚とナショナリズム、無関心と無知、権力暴走への迎合と黙認と言う内容を孕んだ反戦ファンタジー。

知らない間に取り返しが付かない所に行ってしまう恐ろしさ、それを経験した日本人が今忘れつつある「何か」に対する警鐘小説。考えさせられる話ではある。

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  • くま吉
  • 2024/05/23

怖いと感じながら引き込まれました。

ナレーションもよく、最後まで引き込まれました。
これは架空の物語ではなく、私たちの過去、現在、未来を映し出しているということに、深く考えさせられました。

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  • Amazon カスタマー
  • 2024/05/24

予想外の展開

物語の中に自分もいるような臨場感を味わいました。著者にしては御伽話のような、翻訳小説のような感じがしましたが、見事なストーリー展開でした。
太田愛さん、ありがとうございました。

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