実説 城谷怪談「徘徊する足」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「徘徊する足」(31分)
心霊スポットに行ってみたいと思うのは、若い男の子にとっては通過儀礼のようなものかもしれない。
体験者の島田さんは押しに弱い性格で悪友の誘いを断り切れず、神奈川県内の廃墟に出向いた。 深夜、鬱蒼とした茂みに忽然と現れた洋館のような大きな廃墟は庭にまで、ゴミやがらくたが敷き詰められている。 中に入ると一層ひどかったが、足の踏み場も無い家の奥から足音が聞こえてきた。
生活感のあるごく普通の足音だったのだが、一体誰が住まい出来るというのだろうか。©2020 Wataru shirotani