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震度0

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震度0

著者: 横山 秀夫
ナレーター: 吉田 健太郎
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このコンテンツについて

阪神大震災が起きたその朝、700キロ離れたN県警で幹部の一人、警務課長の不破義仁が失踪した。人望も厚い筆頭課長がなぜ? 組織を大きく揺るがしかねない事態に、本部長以下幹部らはそれぞれに手がかりとなりそうな情報を調べるが、保身や対抗意識から駆け引きや情報戦の応酬に陥ってしまう。不破の安否はおろか、蒸発か事件かも判らぬまま時間が過ぎ――。組織と個人の本質を鋭くえぐる本格警察サスペンス。(C)2005 Yokoyama HideoPublished in Japan by Asahi Shimbun Publications Inc. ホラー ミステリー

震度0に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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素晴らしい

警察組織の仕組みやキャリア組たちの暗闘が描かれていて勉強になりました。
他方、人間性の内面描写も素晴らしく、流石横山さんの作品と膝を打ちました。
こちらも映画化してください。

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不謹慎なコメディかと思った

大震災が起きて大変なことになっている時に、警察官という立場の登場人物達が、震災そっちのけで小さな世界の小さな政治に右往左往する話です。
みみっちいプライド、しがらみ、思惑などで自縄自縛になってる彼らの様子は滑稽で、最初は不謹慎なコメディかと思いましたが、聴いているうちに、そのような小事に応対するしかない人間のかなしさみたいなものが立ち上がってきて、最後は何だかしんみりしてしまいました。
聴いてよかったです。凄く面白かった。

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組織の闇

本小説は阪神淡路大震災の日に被災地から遠く離れたN県警で事件が発生するという設定。県警幹部間の主導権争いや出世争い、天下り先の確保など泥々した内情を描いている。ここまで極端ではないにしても会社勤めをしているなら共感出来るところがあると思う。

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警察官僚の保身

大震災でも失踪にも、警察官僚は全て自分の保身だけを考えている。それが克明に書かれていました。
結末は、解決が容疑者?の告白だった、警察官僚が突然正義に目覚めたなど、やや唐突な感じがしました。

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警察組織に震災並みの激震が走る

阪神大震災発生と同時進行で展開する警察官の失踪事件。警察組織が抱える矛盾と病的側面を見事に描いている。心理描写が圧巻。

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期待しすぎました

重厚なテーマと要になる人物の多さに読み応えを期待していたのですが、思いのほか全体的に典型的なものでした。ひたすら想像通りの人間関係と謎解きで終わってしまい、地震の要素もそこまで活きてはおらず、ラストも余韻と言うには結局何も起こっていないままなので物足りず残念です。ナレーションは素晴らしかったです。

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警察の階級が覚えにくいなー

1.5倍速で聞いたか、人物だけ整理できずにいる。話の筋はシンプルで、最後のやり取りだけ聞いても良く解る。

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阪神・淡路大震災当日の事件

1995年1月17日の朝から物語が始まる。
震災当日、読者の私は大阪市内の会社に勤めていた。地震が起きた時は目覚めていたので、地震が近隣で起こったことはわかっていたが、被害状況は報道されていなかった。
被災地の映像を確認できたのは午後だったのか。当時はインターネットで確認する術もなかったので、記憶は定かではないが小説内で語られる。
代表作の「64」の作者である横山秀夫氏の話は、関係者の会話を深く取り入れているので引き込まれる。最後の最後まで、結末が見えなかったが、人の関わりや、ひと、人間性に光、愛着を感じる読者におすすめしたい。

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面白くて引きずり込まれました

ストーリーナレーションとも素晴らしく引きずり込まれて一気に聴いてしまいました

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登場人物のほとんどが幼稚で人間性もゴミ

登場人物が警察のおえらいさんかその妻。
なのに、警察側の人達のほとんどがまともに事件を解決しようとせずに保身や出世の事を考えてる。
ナレーションの声も若いし、何か20代くらいの大手サラリーマンみたいに感じた。

もっとヒドいのは警察官の妻たち。
ずっと心の中でマウントを取り合ってる姿が幼稚で、こっちは20代のOLみたいに感じた。

警察官なのにまともに捜査しない点がコントみたいで、そこが面白かったので星3です。

でも、途中で飽きて倍速で聴いてました。
表紙やタイトルからもっと重くてシリアスな話を期待してたので残念です。

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