[6巻] 源氏物語 瀬戸内寂聴 訳 第三帖 空蝉
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このコンテンツについて
しかし、それと察した空蝉は寝間から密かに逃げ出しておりました。人違いと知りつつ
も契った相手は継娘の軒端(のきば)の荻(おぎ)。その場はさりげなくとりつくろい、忘れ得ぬ思いを後
で歌に託した源氏の君でしたが、空蝉の方も、思いを抑えきれず、切なくひとり泣いていたのでした。
(毎週水曜配信予定、全6/113巻)©瀬戸内寂聴/レシピ ©奥村瓔
[6巻] 源氏物語 瀬戸内寂聴 訳 第三帖 空蝉に寄せられたリスナーの声
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