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あらすじ・解説
薫の君も中の君も、大君への追慕は消えることなく、春となりました。明石の中宮からお許しをいただいた匂宮は、いよいよ中の君を京へお迎えできることになりました。尼になった弁を残し、住みなれた宇治を離れるのは勇気がいりましたが、泣いてばかりいた中の君も、匂宮に大切にされ、二条の院で仲睦まじくお暮らしです。
©瀬戸内寂聴/レシピ ©奥村瓔
[93巻] 源氏物語 瀬戸内寂聴 訳 第四十八帖 早蕨に寄せられたリスナーの声
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