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  • ロスト・ケア

  • 著者: 葉真中 顕
  • ナレーター: 井上 宝, 志摩 淳
  • 再生時間: 10 時間 5 分
  • 4.6 out of 5 stars (202件のカスタマーレビュー)

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ロスト・ケア

著者: 葉真中 顕
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あらすじ・解説

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奧に響く痛ましい叫び――悔い改めろ! 介護現場に溢れる悲鳴、社会システムがもたらす歪み、善悪の意味……。現代を生きる誰しもが逃れられないテーマに、圧倒的リアリティと緻密な構成力で迫る! 全選考委員絶賛のもと放たれた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

©Aki Hamanaka 2015 (P)2022 Audible, Inc.

ロスト・ケアに寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    137
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    47
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    16
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    1
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ナレーション
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  • 星5つ
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  • 星3つ
    16
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ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
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重度認知症の相手はつらい。

認知症の方にもいろんなタイプがありますね。大抵は理性がきかなくなりますが、その中でもワガママで暴れて手がつけられない人。他人に迷惑をかける人。毎日繰り返していると、家族であっても憎しみに変わっていきますよね。ロストケアでは、犯罪ではあっても昔あったコミックのゴルゴ13のように「悪」なのか「正義」なのかを考えさせらました。

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ずっと考えていきたい

多くの人に問題提起する素晴らしい作品。映画も観たい。

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途中で「ん?」となって戻って聞いた

わかっているのに放置されてることが常に放置されていき変わらない様子を統計にする部分や、犯人が判明するところなど先が気になり 聞き進めました。
後半からは主人公?がどんなに考えたところで無意識に「絶対に介護する側にならない」ところが、強すぎるかなと思いました。

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介護問題

ミステリーというよりも介護問題のお話。重くて苦しくて悲しくなります。が、これが現実に近い。深く考えさせられました。
ナレーションはお二人ともお上手でしたが、ボソボソ声や叫び声など、一定の音量ではないので音量調節が度々必要になりました。感情表現はもう少し抑えめでも良いかな…

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分かっている事を棚上げする事への警鐘

非常に興味深く、考えさせられながら聴きました。とても重たい問題でありながら、ちゃんとミステリーとして成立してるし、決して感動するような話では無いけど面白かった。終盤には「え?、そっち?」と言う部分もあり、組み立ても上手いと感じます。
私自身、高齢で一人暮らしの父親がいるので、とても他人事とは思えず、介護という現実を突きつけられたような気持ちになります。
最後の「本当の目的」の部分はちょっともったいぶり過ぎかな?と言う気もしますが、「人を裁く」とはどう言う事なんだろうと考えさせられました。戦争、司法、検察、殺人…どれも同じく人を殺す行為…その中で正義とは、倫理とは何かを漠然と考えてみては、答えの出ないもどかしさにさいなまれます。

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介護問題もだが人間を描く力が凄い

とても考えさせられる作品だった

物語自体も面白いといっていいテーマではないけれど、重いけれど聴き進めてしまう力を持っていた

ナレーターの方々もとてもクリアで聴きやすく聞き応えもあった

他のレビューの「ボソボソ」や「急に大きい声」等というのは録音調整の仕事だし、演技にしてもナレーターの責任ではなく音響監督のディレクションによるものだろう
(個人的にも音の調整は必要だが「地獄」部分が物語を動かす大きなマグマ部分なので妥当だと思う。他の部分が穏やかな演技なので尚更)

レビューで1人の方はオーディブルの課題、と書かれていたのでその通りだと思うのだが、
日頃アニメや映画等のファンでないとわからないことかもしれないが、何名かのレビューを見ると意見を向ける先があまりにも酷いのではないかと、録音調整を職業とする者の1人として思ったのでここに書かせて頂いた

ものごとや他人の背景を推察することは難しい。
だが主人公のように自分が全てはわかっていないのではないかと考えてみることを放棄しないように心掛けないと、永遠に「彼」や他人の抱えているものを現実でも見落とす人になりかねないのだな、と改めて自分も肝に銘じていきたいと感じた

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    5 out of 5 stars

聴かせる内容、ビックリ展開

舞台になってるのが今から15,6年前。犯罪小説の体裁ではありますが、当時の介護をめぐる構造的欠陥を詳らかにしています。時間が経って状況が寧ろ悪化しているのは、やはり人口動態の前には小手先の対策など無用である、ということを傍証していると思いました。家庭・持ち家などという伝統的価値はもはやliabilityでしかない、と確信した次第です。

ストーリーは凄いです。午前2時に思わず「えっ!?」と叫んでしまいました。介護の厳しさを少し経験したこともあり、ひたすら重いテーマでした。

何冊かオーディブルで聴いていますが、朗読品質は今のところ最高です。40%増速して聴いても全く聞きこぼしがありませんでした。

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    5 out of 5 stars

これがデビュー小説!?

大変おもしろかった。ちょっとしたことが伏線になっており、回収された時に「おおっ!」と思う。なるほど、そういう流れでこうなるのか、と唸った。
検事である大友は、映画版では長澤まさみ、女性の登場人物になる。この物語がどのように映像になるのか、とても気になる。3/24公開の映画も観てみようと思う。
これが葉真中顕のデビュー作とは知らなかった。WOWOWで観た『絶叫』がおもしろくて原作を読んだことを思い出した。この作家はミステリーという枠には収まりきらない、人間の底を描く人だ。オーディブルでもっとたくさんの作品を聴いてみたい。

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生は正義?死は悪?

自然に反してでも生きることだけが正義とする日本の遅れた法解釈に一石を投じる作品。個人的には直木賞にふさわしいと思う。

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大切な事に目を背けている私たち

私は医療従事者です。老人看護に携わる者として、この本を多くの人に読んで貰いたいです。
家族というしがらみに潰されている人達。正論語る事は簡単だが、痛みや苦しみをどれだけ理解しているのだろうと、深く感じる本でした。最近の本で最も感動した一冊でした。

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