小川未明童話全集 11
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ナレーター:
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パンローリング
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著者:
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小川 未明
このコンテンツについて
小川未明の作品は明治~昭和にかけての当時の日本の生活、子ども達の暮らしなどが物語を通して感じることができ、日本の歩みを子どもたちに教えることができます。
そして、小川未明の作品の中には戦時中の背景が描かれているものあります。今、語り継がれることの少ない戦時中の経験を物語でわかりやすく子どもたちに 伝えられます。物語の中には社会批判、人間の悪しき心が垣間見られ、善悪の判断がつかない子供たちへの正しい道筋となる作品もあります。美しい文章で語られる未明の世界をご堪能下さい。
11巻に収録
「三つのかぎ」
ある青年は毎日のように空高く、金色の鳥が飛んでゆくのをながめていました。その鳥は自分にとって良いことのある使いであろう考え、その鳥の巣を探す旅をすることにしました。金色の鳥が飛んでいった山の方へゆくと一人の猟師がその鳥をさげて山から降りてきました。青年は猟師に話しかけ、その鳥にはかぎがついていることがわかりました。青年は猟師からそのかぎをゆずってもらいました。手にとってみると2という番号がついていました。青年はこのかぎで開かれるものをこの世の中に見い出したとき、本当に幸福になるのだと考えました。それから彼の長い旅は続きました。
また、別に旅をしている若者がありました。彼が城跡を通った時、石垣の間に小さなかぎがあるのを見つけました。そのかぎには3という番号がついていて、そのかぎで開かれる箱を見い出したなら、自分の野心が遂げられるのではないかと思い、城の歴史などから伝説を調べ、手がかりを探していました。
ある夜、また別の年の若い男が海岸の岩の上にたたずんでいました。すると砂の中にうずもれているかぎをみつけました。彼はまだこの世に発見されていない隠された箱を開かせるためではないかと考えました。
三人の男はべつべつにかぎを持って、宝の箱を捜し歩いていました。このことが人々の中でうわさされ、三人はあるところで落ち合うことにしました。三つのかぎはまったく同じであることがわかり、都に持っていってある学者に調べてもらうことにしました。
学者はかぎを見て、このかぎのかかる箱は博物館に収めてあると言い、学者の手により箱は開かれました。中に入っていたものは・・・。
収録作品
三つのかぎ
桃の花
北海の波にさらわれた蛾
熊さんの笛
母犬
青空の下の原っぱ
隣村の子
魚と白鳥
正雄さんの周囲
不死の薬
三月の空の下
心の芽
都会はぜいたくだ
南方物語
朝の公園
白い雲
びんの中の世界
いちょうの葉
千羽鶴
ねずみとバケツの話
風の寒い世の中へ
なつかしまれた人
頭を下げなかった少年
村のかじやさん
あらしの前の木と鳥の会話
トム吉と宝石
白い門のある家
春風と王様
長ぐつの話
カラカラ鳴る海
水車のした話
はまねこ
善いことをした喜び
鐘と旅僧
三匹のあり
自分の造った笛
銀河の下の町
父親と自転車
鳥鳴く朝のちい子ちゃん
一粒の真珠
どじょうと金魚
子供は悲しみを知らず
青い星の国へ
みつばちのきた日
目の開けるころ
(c)2017 Pan Rolling
小川未明童話全集 11に寄せられたリスナーの声
総合評価
ナレーション
ストーリー