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日本婦道記(全三十一編収録)

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日本婦道記(全三十一編収録)

著者: 山本 周五郎
ナレーター: 遠藤, 斉藤 範子
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このコンテンツについて

周五郎の初期を代表する連作集でもあり第十七回直木賞に推されながらも受賞辞退で有名な「日本婦道記」全三十一編を収録

「日本婦道記」は1942年(昭和17年)より『夫人倶楽部』で連載が開始された、周五郎の初期を代表する連作集です。

尾張・水戸とともに徳川御三家のひとつである紀州徳川家。武家としての体面を保つため良人の眼にもつかず、まして世の人には窺うかがい知ることもできぬところで、つつましく生きた妻。ひどく荒れた手と粗末な遺品から、そのつとめを全身ではたしていたことを初めて知る――。(「松の花」)
時代や境遇、あらゆる苦難とたたかった女性たちの記録、全三十一編を収録しています。

収録作品
松の花
梅咲きぬ
箭竹
笄堀
忍緒

春三たび
不断草
障子
阿漕の浦
藪の蔭

横笛
郷土
雪しまく峠
髪かざり
糸車
菊の系図
尾花川
桃の井戸
壱岐ノ島
竹槍
蜜柑畑
おもかげ
二粒の飴
花の位置
墨丸
二十三年
萱笠
風鈴
小指©2021 PanRolling
歴史小説

日本婦道記(全三十一編収録)に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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良い本はいつまでも残りますね

時代錯誤なのかも知れないけれど
若い人に読んで欲しいものです。
村⊗春⊗?なんか読む無駄な時間が
あるのならお勧めをしたいです。

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日本女性の芯の強さを誇りに思う

日本の女性の強さを再認識しました。
感動し、素晴らしい小説を聞けてよかった。

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幸せとは何かを、深く考えさせてくれる本に出会った

幸せとは何かを深く考えさせてくれる本です。現代の「常識」では、幸せを考えるとき、まず「自分の」幸せから考えるとおもいます。これは、当たり前すぎて意識さえもされていないかも知れません。しかし、「自分の」幸せを追い求めれば追い求めるほど、幸せが見えなくなったり遠ざかったりることも多いと感じています。そんな時、この本は、まず自分の幸せを脇に置くことで、逆説的に深い満足を得ることができた人の生き方を、さまざまな形で教えてれています。
繰り返しになりますが、この本は、幸せもはなにかを考えさせ、深い記憶の底から浮かび上がらせてくれる本だと思います。

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考えさせられました

小説として時の需要を満たすものではあったかもしれませんが、私にはやはり美談で済ませられない読後感を持つものが多かったです。教えられた価値観を信じて疑わない生き方はなんだかカルト信者みたいで好きにはなれませんでした。教育とはとても大切であり、また怖いものですね。

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