 
                源氏物語 第二十三帖 初音
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ナレーター:
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岡崎 弥保
このコンテンツについて
『源氏物語』全五十四帖 与謝野晶子による現代語訳をすべて朗読し、
オーディオ化しました。
近代で最初に『源氏物語』を訳した与謝野晶子は、それぞれの帖の冒頭に、その 帖の内容をふまえた歌を一首詠んでいます。その晶子の歌もすべて収録しています。
源氏物語のあらすじ&ブログ
https://ohimikazako.wixsite.com/kotonoha/blank-10
第二十三帖 初音 はつね
光源氏 三六歳
主な登場人物 紫の上、明石の君
若やかにうぐひすぞ啼(な)く初春の
衣(きぬ)くばられし一人のやうに
新年を迎え、六条院の人々はうららかな新春を過ごしていた。明石の君から、明石の姫君へ新春の祝いの手紙が届き、光源氏は幼い姫君に直接返事を書かせるのであった。
源氏は六条院の女性たちを訪ねる。花散里は、姿は衰えたものの穏やかな気質は変わらない。玉鬘は今を盛りの美しさである。明石の君の娘を思う心と聡明な美しさに惹かれて、源氏は新春の第一夜をここで過ごす。翌朝、源氏は懸命に紫の上の機嫌を取るのであった。
二条の東の院で末摘花(すえつむはな)の気の毒な様子に源氏は嘆息する。一方、空蟬(うつせみ)は尼らしくつつましやかに暮らしていた。
男踏歌という男性の歌や舞が六条院で行われ、源氏は夕霧の歌声のよさを褒め、親らしく喜んだ。©2022 PanRolling
源氏プレイボーイ
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母の心
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