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サマリー
あらすじ・解説
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第20回目は古代ギリシア世界の歴史「暗黒時代からポリス形成まで」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
前12世紀ごろエーゲ文明は滅亡した。ギリシアは文字史料がない暗黒時代に突入し、線文字も消滅した。約400年間にわたる混乱期に鉄器が普及、フェニキア人の文字が伝わりギリシア文字に発展する。
前8世紀ごろになると、集住(シノイキスモス)により都市国家(ポリス)が生まれる。人々はアクロポリスとよばれる丘に神殿を築き、丘のふもとに広場(アゴラ)を設けて公共施設を置いた。
多くの都市国家が小麦の自給が困難なため植民活動を行う。その結果地中海や黒海の沿岸にマッサリア、ネアポリス、ビザンティオンなどの植民市が建設され、オリエントとの交易が活性化する。