『しのぶ彼岸花~上絵師 律の似面絵帖~』のカバーアート

しのぶ彼岸花~上絵師 律の似面絵帖~

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しのぶ彼岸花~上絵師 律の似面絵帖~

著者: 知野 みさき
ナレーター: 岸本 百恵
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このコンテンツについて

葉茶屋・青陽堂の嫁として初めての新年を迎えた律。若おかみの務めと上絵師の仕事――その両立に励む折り、懐妊の兆しに気づく。喜びと不安に揺れる律に、女形の役者から着物の仕事が舞い込んだ。殺された倅の弔いに彼岸花を描いて欲しいというのだが……。義妹・香の出産、新たな似面絵にからむ事件など、悲喜こもごもの日々が描かれる人気シリーズ第七弾!©Misaki Chino 2021 (P)2023 Audible, Inc. 歴史小説

しのぶ彼岸花~上絵師 律の似面絵帖~に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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今回は凄く辛かった(涙)

今回は、たまたまなのか?お盆らしい内容だったなぁ
次は楽しい内容になりますように

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流産はかなしい

幸せを感じる作品なので、できれば流産してほしくなかったな。2人には幸せになってほしいな。作家には、どうも闇が潜んでいるのだろう。

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とても良い!欲言ながら時代物らしい音読希望

毎巻、楽しみに拝聴。私見甚だしいのですが『重用』を「じゅうよう」では無く「ちょうよう」と発声して頂けると良いなぁ、と。例えば『男色』を「なんしょく」と読んでくださっているので…濁音無しなら一層物語に没入出来るのに、と思いながら拝聴しています。

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飽きが来ない作品ですね

いつも聴きやすく、内容も
波瀾万丈で飽きさせない作品です。次回も楽しみです。

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最終章が素晴らしい

幾人かの登場人物にまつわる胸が締め付けられるようなエピソード、彼岸花をテーマにした物語、周囲の人物の心遣い、当人の孤独と強さから生まれる優しさ、どうしたら避けられたのかと悔やむ心情、それらの描き方が素晴らしかったです。
そして締めくくりには心から感動しました。

岸本百恵さんのナレーションは他の小説でも聞いていますが、どちらも大好きです。

一点だけ気になることが。原文のミスか読み間違いか判りかねますが、『せいようどう』と読むべきところ『ふしのや』と読まれてる箇所がありました。あれ?と思って何度か聞き直しましたが、文脈から明らかに違和感がありました。

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母としての喜びと葛藤を描くが……、心温まる江戸人情物語第七弾

「しのぶ彼岸花~上絵師 律の似面絵帖~」は、江戸時代を舞台にした心温まる人情物語だが、今回は少し悲しいエピソードあり。

知野みさきさんが紡ぐこのシリーズは、上絵師としての腕を持ちながら葉茶屋の若おかみとして奮闘する主人公・律の、日常の悲喜こもごもが細やかに描かれています。この巻では、律に待望の懐妊の兆しが訪れ、母となる喜びと不安の狭間で揺れ動く彼女の心情が物語の中心となります。

今回のエピソードでは、律が女形の役者から特別な依頼を受けます。

依頼内容は、殺された息子の弔いとして彼岸花を着物に描いて欲しいというもの。彼岸花は死を象徴する花であり、この依頼には深い悲しみが込められていることがうかがえます。律は、懐妊という新たな命を感じつつも、他人の死を悼むという複雑な感情の中でこの仕事に取り組みます。この依頼を通して、彼女が抱える葛藤や、その中で見つける小さな希望が、丁寧に描かれています。

また、物語には義妹・香の出産という、もう一つの大きな喜びが加わります。

香の母としての成長や、新しい命の誕生がもたらす家族の絆は、律自身が母になることへの覚悟や期待を強くさせます。家族や周囲の人々との温かいつながりが、物語全体に優しい雰囲気を漂わせています。

一方で、律の似面絵の仕事に絡む新たな事件も物語を盛り上げる要素です。

似面絵を通じて人々の心の奥に触れ、悲しみや憎しみ、愛情といった感情が交錯する様子が描かれており、これがストーリーに深みを加えています。江戸の街並みや風俗が美しく再現されており、まるでその時代にタイムスリップしたかのように感じられます。

ナレーターの岸本百恵さんの語りは、物語に命を吹き込むような温かさと繊細さがあります。

彼女の声は、律の内面的な強さや優しさを見事に表現しており、リスナーは自然と感情移入してしまいます。また、登場人物それぞれの声色を巧みに使い分け、物語の世界に深く引き込んでくれる点も、岸本さんの魅力です。

「しのぶ彼岸花」は、律が日常の中で向き合うさまざまな出来事を通じて、自分自身と向き合い、成長していく姿が心に響く一冊です。

シリーズを通じて描かれてきた人間関係や家族の絆、そして律の仕事への情熱は、今回も健在です。

悲しみと喜びが織り交ざる江戸の世界で、律が見つける小さな幸せや希望に、心温まる時間を過ごすことがでますが、今回は律の身に悲しいことが起こってしまいます。シリーズのファンはもちろん、歴史小説や人情ものが好きな方にもおすすめです。

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