クララとお日さま
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ナレーター:
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近藤 唯
このコンテンツについて
KLARA AND THE SUN by Kazuo Ishiguro Copyright © 2021 by Kazuo Ishiguro Japanese audiobook rights arranged with Rogers, Coleridge and White Ltd. through The English Agency (Japan) Ltd.
©- (P)2021 Audible, Inc.
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- 投稿者: かねちゃん 日付: 2020/05/20
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クララとお日さまに寄せられたリスナーの声
カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- 重箱入り娘
- 2021/04/17
時々聞き返したくなる作品でした。
ノーベル賞受賞後の初作品であり
「わたしを離さないで」に通ずる
作者のテーマがダイレクトに伝わってきます
明言しないからこその行間を読む楽しさも味わえました
繊細な感受性を表現した美しく無駄のない文章も
気品あるストーリーもノーベル賞らしいと思いましたが
児童書のような内容です
ナレーションは会話部分に独特な脚色が無く好感を持てました
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- ネロリ
- 2021/06/02
また聴きたくなると思います。
クララは優秀なAFで、観察と学習と判断を繰り返しているだけなのに、その結果誰よりも純粋で切なくなります。
宮沢賢治の雨ニモマケズの一節『あらゆることを自分を勘定にいれずに よく見聞きし わかり』、を思い浮かべました。
朗読が素晴らしく、クララが語っているようです。
繰り返し聴きたいと思います。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2024/09/28
結末を知った今また聴きたいと思う作品
AFであるクララを通しての世界観はやや無機質で、どんな姿をしているのな捉えがたいものではあったが、感情の機微やクララの内省の描写は凄まじかった。
お日さまの特別な栄養とジョジーの前向きな未来を信じるクララのひたむきさと潔さ。
そもそも何のためにAFが必要になったのか、向上処置とはなんなのか、いつもはいない父親、「肖像画」、それぞれを取り出しても考察が絶えない。
AIと少女、大人すべてを見事に表現しているナレーションが素晴らしかった。
特に最後のクララの言葉がずしんと来た。
想像の中で児童書のようなパステルなイメージと無機質さが混在していて、独特の世界観に戸惑いつつ、あらゆる暗示を含んでいそうで、結末を知った今また聴きたいと思う作品だった。
そしてもう一度聴いたほうが泣きそうだと思う。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- Kindleのお客様
- 2021/05/02
ナレーションが素晴らしい
主人公AFのクララが朗読者の声で息吹が与えられたよう。
クララの抑揚がない語りと人間の感情豊かな語りの対比が絶妙。
たぶん読書だと、さっさと結論よんでお終いになりそうだが、オーディブルの朗読で少しずつでもじっくりと聞いていられた。
クララの静謐な世界観と、人間に対する無垢の無償の献身、クララという自身の存在に満足感が満たされている。
映画化決定しているということでクララの吹替はナレーターのかたがいいなと思ってしまう。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- ひろ
- 2022/03/04
難解で切ない
心の有り様を描いた作品です。
それは生体にのみ宿るのか?
プログラムにも宿るのか?
難解な作品なのでコメントしづらいですが、心は他者との関係性の中に宿るのかもしれないと感じました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- トマト
- 2023/02/10
素晴らしい。
ナレーションもとても良く聞き入ってしまいました。
内容も素晴らしかった。
私にもクララのような存在のAF がいたら…と思いました。
ただ悲しいのは、人間もAF にも永遠の命がないと言うこと。
それは仕方のない事をカズオイシグロさんは改めて教えて下さったと思います。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- PMG-4700
- 2021/08/14
あまりフィクションを読む気になれなかった私が、得体の知れない深い想いに浸りました。
audible の人選は適切だったと思います。無駄な雑念を持たないクララと、いたいけで懸命なジョジーを演じ分けるあのナレーションが、不確かな感情に驚くべき実在感を与え、幼いころの深い何かを呼び覚ましたのかも知れません。
そこが audible のかけがえのなさだと思いました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- a
- 2021/07/17
ナレーターが素晴らしい
ストーリーもナレーションも良かったです。読み聞かせをしてもらっているようで楽しいですね。初めてのオーディブルだったのですが、その後他にも何冊か聞いてみたところ、本作のナレーションは素晴らしいのだと実感しました。ストーリーは AI のお友達ロボットであるクララが、ジョジ―という少女の家に買われて行き、ジョジ―と過ごす物語ですが、『わたしを離さないで』に似ているなと思いました。クララが周囲のものを認識する際の描写がロボットだと思い出される部分なのですが、映画化も決まっているようなので、映像でもぜひ見てみたいです。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- 0911
- 2023/10/05
まだ余韻の中にいます
この作品の凄さを うまく書けないのが、もどかしいです。クララの純粋さと潔さ、無垢な祈りに涙…です。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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ストーリー
- あまなつ
- 2021/07/17
最後の20分は涙が溢れてしまいます
近未来に、子どもたちの友達として作られた人工知能を持つロボットが主人公です。
書籍は読んでおらず、オーディブルです2度聴きました。
あらすじについては他の方のレビューを参照ください。
長い小説ですが、あちこちに伏線が張られており、エピソードに無駄がありません。1度目はストーリーを追いたくて、先へ先へと急ぎました。
AFと呼ばれるロボット、クララの視点で全て語られるため、俯瞰的な情報が不足しています。何のことだろう?と思いつつも読み進めていくことをオススメします。
2度目にはストーリーが分かっているため、細かな人の心の動きに集中して聴くことができました。
朗読は声の使い分けが素晴らしく、本当にひとりの人なのかと驚くばかりです。
登場人物は10代後半の子どもたちとその親世代がほとんどです。大人が悩み、苦しみ、ある時は短絡的な行動を起こしたり、自らの弱さをロボットのクララに打ち明けたりします。
単純にロボットと人が心通わせる温かいストーリーというわけでもありません。
人の孤独、寂しさ、愛情でさえ時間と共に移り行く。それは必要なことでもあり、残酷なことでもあります。
最後の20分は涙が溢れて仕方ありません。
クララの丁寧な言葉遣いの中にある他人への思いやりは、私たちが忘れつつあるものかもしれません。
3度目も聴きたい、今すぐ聴きたい。本当にこの小説に出会えてよかったです。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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