パチンコ 下
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ナレーター:
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小林 さやか
このコンテンツについて
世界的ベストセラー。在日コリアン四世代を描く大作
日本の統治下となった朝鮮から大阪へ、横浜へ。在日コリアン一家四世代の変転を描き、全米図書賞最終候補となった大作、邦訳成る!©ミン・ジン・リー/池田 真紀子・訳 (P)2020 Audible, Inc.
パチンコ 下に寄せられたリスナーの声
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ストーリー
- きりぞう
- 2022/07/05
重厚なストーリー
在日をテーマにしながらも、親子や男女、人と人の間の愛憎を描いた大作。あらすじだけで見ると重苦しくなりがちなストーリーだが、読後感は爽やかさや力強さも感じる。
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ストーリー
- かねちゃん
- 2020/08/03
勇気ある翻訳!
いやはや、、、
ここまでデリケートな題材を扱った作品を、よくぞ日本語に訳して下さいましたと、翻訳者に敬服致します。
物語としては非常に面白かったです!
引き込まれました!!!
ただ、題材が題材だけに、批判も多いかと思ってしまうのでございます。
私の少年時代は、普通に在日コリアンがクラスメイトにいましたが(何世なのかよくわかりません)、別にイジメとか全くありませんでしたし、そんなこと気にしたこともありませんでした。
ある日近所のおばさんに「あそこの家は在日だよ」といわれても、子供は、それが何を意味するかわかりません。普通そうだと思うのです。
大人になってから知るのです。
在日の意味を。
でも別に、だから何だということもなく、、、
それでも、私の預かり知らぬところで苦労があったのかな?と、この作品を聴いて少し思いました。
昨今の日韓情勢、日朝情勢、日中情勢を見て思うのは、今も昔も、政治家が人気を集めるのに最も有効な手段は、敵国を作り上げる事なんだなと、改めて思う次第でございます。
そんなこんなをさておき、この作品は読み応えありました。
これを書き上げた作者も敬意に値しますが、これを日本語に訳し、出版した関係者各位に、敬意を評したいと私は思います。
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ストーリー
- 秦幸子
- 2022/03/31
読み終わった後の余韻が残る本
在日コリアン?何も変わるもんはないから、気にしなくていいよとよく日本の友達に言われた。
そして在日コリアンの当事者も差別なんて、受けたことがないとも。その度に感じていた違和感。そんなこんなに見事に答えてくれている本である。
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2021/01/05
運命を感じる
作品の着想は1989年、作者が大学3年のときに生まれたのだという。私は1989年、大学3年に上がるのを1年休学しソウルで過ごした。作者が30年かかって本作を書き上げたように、私は30年韓国語の翻訳に挑戦してきた。いつか、このような素晴らしい作品を自分でも翻訳したいと思わせる感動的な物語だ。平凡な一般庶民の生活にも深くて多様なドラマがある。それをじっくりと味わえる作品である。
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ストーリー
- 星長春
- 2021/01/04
戦後の大阪の情景や在日コリアンが置かれた状況がよく描かれている。
著者は女性、設定、セリフに違和感を感じる部分があるが、戦後の大阪の情景や在日コリアンが置かれた状況は取材に基づき、日本および日本人に嫌悪感を与えることなく、よく描かれている。
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ストーリー
- Caracolacol mama
- 2021/03/18
日本人が読むべき物語
とてもいろんな事を考えさせられる素晴らしい小説でした。
改めて私達は太平洋戦争以後の事を何も知らないまま現在に致っていることを実感しました。
日本人という国民性をよく言いあてており、今も同じ日本に住んでいる、先祖を韓国人とする多くの人々の事を理解しようとしなかった自分を恥ました。
そしてやはり国は私達の先祖が戦争で沖縄も含め他の国々に対して行った事をもっと正直に学校で教えるべきでしょう。
多くの日本人に広く読まれることを望みます。
ナレーションはとても聴きやすく、登場人物の声描写も良かったのですが、下巻に入り大阪が舞台になってからの大阪弁のイントネーションのまずさが関西人の私には気になってしまい、そちらに気を取られてしまいました。
朗読自体良かったのですがやはり方言が出てくる朗読は出身者が行う方がベターだと思いました。
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