
ランス紀行(小学館の名作文芸朗読)
小学館
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ナレーター:
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大久保 雅也
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著者:
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岡本 綺堂
このコンテンツについて
小説『半七捕物帳』で知られる岡本綺堂が、大正八年の夏、パリのホテルで書いたランスの紀行文。フランス北部の戦場見物に向かう電車はしばしば停車し、目的地には二時間遅れで到着。ランスは第一次大戦で占領された後、フランス軍隊が回復したが、破壊が繰り返されたため、休戦後半年も経つのに未だに惨状を晒す。露店ではドイツ将校のヘルメットや砲弾の破片で作られた灰皿が売られていた。Public Domain (P)エイトリンクス
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岡本綺堂の怪奇小説。いい川魚の料理屋があるというでみんなで食べに来たが、梶田という老人が鯉の洗肉を食べない。なにかわけがあるようだ。
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文明開化の空の下、もと岡っ引きの半七老人が新聞記者に語る江戸の思い出話。――幼い娘は何に怯えて泣くのか。理由を知っているはずの嫁は黙して語らず、里に帰りたがるばかり…渋谷朋子朗読『お文の魂』。第一集では他に『石燈籠』伊東友也・『勘平の死』藤田かおる・『湯屋の二階』窪田涼子・『お化け師匠』川本知枝・『半鐘の怪』大津千絵・『奥女中』相原 麻理衣(木下まりぃ)・『帯取りの池』高松潤・『春の雪解』吉田健太郎・『広重と河獺』森川凛、を収録。 ――幕末の江戸を舞台に、人情に篤いがクールな知性派、半七親分が大活躍!※本全集は全十巻です。
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