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曽野 綾子
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- 2017/12/21
これから生きて行く上で良い指針となる一冊です
内容が素晴らしく、Audibleで繰り返し聴いています。これから生きて行く上で『何を目指すべきか?心がけるべきか?』をこれ程考え、納得させられた本はありません。 筆者の経験談や本が書かれた当時の事件、聖書世界や古代ギリシャの話などをベースに中年以降の心のあり方が書かれております。個人的に、これから生きて行く上で、世間的常識の横の関係ではなく、縦の関係を意識していく事を心がけるようにしたいと思いました。(どの様な事かは本書に書かれております) 色々な話の中に、寅さんの話などもありました。実は私も同感で思わずゲラゲラと笑ってしまいました。『正義とは何ほどのものか』『アレーテー』など心に残っています。Audibleで聴いて本書も購入した最初の本になりました。
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ストーリー
- コヨーテ
- 2022/08/20
悪い面も言ってくれるので落ち着いていて信頼できる
京セラの稲盛和夫さんの本を読んでキリストではあるまいし、そんなにいい人になれる訳がないと思いました。
曽野さんは綺麗なことだけではなく汚い面も話してくれます。
君子は清濁併せ呑むと思います。
飾らない自分を受け入れてくれる人と付き合えば良いのだと、聴いているうちにリラックス出来ました。
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ナレーション
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ストーリー
- おりゅう
- 2023/05/24
思慮深い方
最後に人徳について出てきたので、手を止め聞き直しましたが、著者の感じる人徳はさておき、最終的には人徳が財産だと思います。
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ナレーション
- kips
- 2023/09/05
1999年発表
1999年発表らしいです。冒頭の、中年以後は生まれ育ちで受けた傷や歪みから解き放たれる時期だ、という話は心に沁みました。そうするには自分の努力も必要だと思いますが、そうできたら良いなと思います。しかし、その後を聴き通して、あまり得るところはありませんでした。曾野さんは、善意の人ではあるかもしれないけれど、ナチュラルに自己中心的で頑なな人だなという印象を受けました。ナレーターの梶けいこさんが、とても良かったです。お声も落ち着いているし、お上手と思いました。
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