実説 城谷怪談「助けに来た子 前編」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「助けに来た子 前編」(29分)
この話も先にお届けしたクニハルさんから伺った話だ。先は父親の話だったが、今度は母親である。
クニハルさんの母は父が家を出た後、細腕一つでクニハルさんを育て上げた女性だが、どうやら昔から霊感が強かったらしい。
クニハルさんが10歳のころ、家計を支えるため、昼職のほかに夜はホステスをしながら休む間もない働きぶりは幼いクニハルさんの目にも圧倒的だった。
ある日、店の常連客が店のママと女の子数人と琵琶湖へ一泊二日の旅行に行こうと持ち掛けてきた。子連れであることを隠して務めていた母は躊躇したが、結局一緒に行くことになったそうだ。
しかし、後になって思えば躊躇したのはすでに嫌な予感があったからかもしれない。
©2021 Wataru shirotani
実説 城谷怪談「助けに来た子 前編」に寄せられたリスナーの声
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ストーリー