実説 城谷怪談「叫ぶ男といずみさん」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「叫ぶ男といずみさん」(27分)
体験者の女性はフリーのヘアメイクをしていた30代の頃で、まだ幼稚園と小学生の子供を抱えて孤軍奮闘の日々。それでも理解のある友人や大家さんに助けられ穏やかな日常を送っていた。
ある日、夕刻になりカーテンを閉めようと住まいである集合住宅の二階の吹き出し窓のそばに来ると、窓に面した表の私道に眼鏡姿の見覚えのない男が一人、明らかに窓を見上げて立っている。
この日を境に体験者の日常は音を立てて崩れていく。©2020 Wataru shirotani