実説 城谷怪談「安い部屋」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「安い部屋」(31分)
城谷が初めて一人暮らしをした札幌にある5階建てのアパート。極端に古かったわけではないし、ユニットバス、水洗トイレ付きの二間だったが、保証人、敷金、礼金なしで 管理費込みで25000円の家賃は安すぎる部屋だった。
さっそく契約して住み始めたのだが、アコーディオンカーテンで仕切られた奥の6畳の和室にはほとんど入ることがなかった。和室には真っ赤な絨毯が敷かれており、内覧の時に不動産屋に尋ねると前の住人が残していったものだからよければそのままお使いくださいとのことだった。
その和室には思いもよらぬ何かが潜んでいたようで...。©2020 Wataru shirotani