実説 城谷怪談「禁じられた遊び」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。 幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。 そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「禁じられた遊び」(28分)
こっくりさんは定期的に、殊若者たちの間で俄かなブームになる。ぽんすけさんという女性も学生時代にブームに乗っかりクラスメイトとこっくりさんをやったことがるそうだが、同時に思いもよらぬ怪体験に遭遇してしまう。 中学二年生の夏休みを目前に控えた放課後、部活動が早く終わりぽんすけさんと他3人の女生徒はいったんクラスに引き上げ夏休み中の予定を立てるのに熱心に話し合っていた。 ふと気づくとクラスには彼女等しかいない。禁止令が出ていたものの口うるさい風紀委員顧問のY先生は不在の学校、時刻も夕暮れとあってこっそりこっくりさんをやることにしたのだそうだ。まさかそれが後々自分たちの身に災いをもたらすということなど微塵も思いもせぬままに。©2021 Wataru shirotani