実説 城谷怪談「結界を出るな 後編」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「結界を出るな 後編」(22分)
大の男が数人がかりで押さえつけようにも、収まらないくらいにのたうち回るAさんを、 どうにかはなれに連れていくことになったのだが、どうやら憑いているらしい。
お祓いをするのに大人たちは皆いなくなってしまった。その時に「子供たちは大人が戻ってくるまで決して神社の建物を出ちゃいけないよ!」ときつく言われたそうだ。訳も分からず、それでも突然のことに8人の子供たちは母屋に駆け戻ったのだが、どうしていいかわからない。
そのうち日が暮れ始め、ふと見ると境内を映した防犯カメラのモニター映像にちらちらと人影が……。これは怪異の序章に過ぎないことをまだ誰も知る由もなかった。©2021 Wataru shirotani