実説 城谷怪談「読まれた心」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「読まれた心」(25分)
ヒーさんは金縛りによく遭う。思い起こせば最初は小学生の頃のことだ。
学校帰りにちょっと昼寝のつもりで横になったらそのまま寝てしまい、やがて体が重くて目が覚めた。目と頭は動くのに体がピクリとも動かない。
何だろうとみるとなんと胸の上に見知らぬ眼鏡をかけた男が正座していたというのだ。幼いながら生きている人ではないとわかったが不思議と恐怖心は湧かなかった。
そんな風にしてたびたび金縛りの体験を重ねていくのだが、恐怖心を覚えることもあった折、気持ちを強く持っていればそうした存在をはねのけられると実感できたことも手伝い油断が生じていたのかもしれない。
大人になった最近、恐怖しないヒーさんをあざ笑うかのようにそれは横に忍び寄ってきた。©2020 Wataru shirotani
実説 城谷怪談「読まれた心」に寄せられたリスナーの声
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ストーリー