小説 空をさまよって帰る(22世紀アート)
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ナレーター:
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うえだ 星子
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著者:
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川合 二三男
このコンテンツについて
「そうだ、これは終わりではなかった。これは始まりだったのだ。」(本文より)
マリアナ諸島のサイパン島を発進して日本本土を空襲したB29の機長・リチャードソン。彼は非人間的な戦場で人間らしさを取り戻せるのか……? B29の空襲を経験した訳者による、B29機長の心に迫った物語の翻訳本!
【著者プロフィール】
ウォード・テイラー(WARD TAYLOR)
ウォード・テイラーは、1908年、アメリカ合衆国ミシガン州のカラマズーで生まれた。
インディアナ大学とウイスコンシン大学で学んだ。
1922年、航空に関する記事を雑誌に載せたことで、文筆活動を始めた。
第二次世界大戦中、爆撃機のパイロットとして活躍した。本書の出版当時、合衆国空軍の中佐だった。
趣味は、飛行機の操縦、狩猟、射撃。
中央アメリカ、イタリアを初めとするヨーロッパ、アフリカ、サイパン島を含む南太平洋など各地を旅行した。
『空をさまよって帰る(ROLL BACK THE SKY)』(1957年3月発行 ニューヨーク ポピュラー・ライブラリー)は彼の処女小説である。
訳者紹介
川合 二三男(かわい ふみお)
1930(昭和5)年 群馬県生まれ
旧制前橋中学校(現前橋高等学校)卒業
旧制富山高等学校(現富山大学)文科一年修了(学制改革)
金沢大学法文学部卒業(史学地理学科)
都立高等学校を定年退職
©川合 二三男 (P)22世紀アート
小説 空をさまよって帰る(22世紀アート)に寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- kips
- 2024/03/13
恐怖心と攻撃性
あとがき(おそらく訳者の)で、何故アメリカは、日本の軍需工場や主要都市だけでなく、地方の中小都市まで、それも民家をくまなく空爆したのか?それは日本人が不気味で恐かったからでは、と有りました。まるでアリの巣でも退治するように、思っていたのではないでしょうか。ただ人を殺す事は難しいですが、相手への恐怖心が有る場合、心のハードルはうんと下がるんですね。本書の主人公のB29爆撃機のパイロットは、焼夷弾に焼かれる日本人の事を、なるべく考えない様にしているみたいでした。繰返しの命懸けの飛行に疲れ、仲間の死に傷付いて、戦争とは何かと内省していますが、無意識では、爆撃行為そのものに、心を病んでいる様に思いました。私には非人道的な空爆をしたアメリカへの反感が有りますので、この物語に感情移入することは出来ませんが、アメリカの兵士の目線に立って見る事は良い経験になりました。
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