『小鳥とリムジン』のカバーアート

小鳥とリムジン

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小鳥とリムジン

著者: 小川 糸
ナレーター: 二宮 芽生
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このコンテンツについて

『食堂かたつむり』――「食べることは、生きること」
『ライオンのおやつ』――「死にむかうことは、生きること」

小川糸が描き出す、3つめの「生」の物語
「愛することは、生きること」


傷口に、おいしいものがしみていく

苦しい環境にあり、人を信頼することをあきらめ、
自分の人生すらもあきらめていた主人公が、かけがえのない人たちと出逢うことで自らの心と体を取り戻していく。


主人公の小鳥のささやかな楽しみは、仕事の帰り道に灯りのともったお弁当屋さんから漂うおいしそうなにおいをかぐこと。
人と接することが得意ではない小鳥は、心惹かれつつも長らくお店のドアを開けられずにいた。
十年ほど前、家族に恵まれず、生きる術も住む場所もなかった18歳の小鳥に、病を得た自身の介護を仕事として依頼してきたのは、小鳥の父親だというコジマさんだった。
病によって衰え、コミュニケーションが難しくなっていくのと反比例するように、少しずつ心が通いあうようにもなっていたが、ある日出勤すると、コジマさんは眠るように亡くなっていた。
その帰り、小鳥は初めてお弁当屋さんのドアを開ける――©2024 Ito Ogawa in Japan by POPLAR PUBLISHING CO.,LTD. (P)2024 MEDIA DO Co.,Ltd.
現代文学
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小鳥とリムジンに寄せられたリスナーの声

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ストーリー
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同意のない凹凸は諸悪の根源

最近では、芸能人のそう言ったニュースが巷を騒がせ、地位も金銭も異性も全てを手に入れた人が、一瞬にして全てを失うことを見聞きする。万能感、欲望の赴くまま生きると、何れはそのような轍を踏むことになるかもしれない。満たされず、悲しく、寂しいことも、或いは幸せなことかもしれない。
主人公は最後には幸せでよかったと思う。

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凹凸と食べ物の表現

難しい問題、介護、親の子供放棄(ある意味虐待)
幸せになるのは、また、人との出会いとは?
奇跡とは?いろいろ考えるきっかけになりました。
まだ、よく分からない部分もあり、ふわふわしてます。

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知らないことに申し訳なさを感じる

これは、小説ですが、書くためにはそれなりにその事柄に熟知していないと書けないと思う。
とすると、作者の体験も含まれるのか、取材を経てなのか。。
命を与えられて誕生する子供。
その子供がどの様な環境で育まれていくか、子供には選べない。
ネグレスト、虐待、昨今日常的に耳にする中、もしかしたらすれ違う子供の中にも苦難の子がいるのか、、と考えさせられた。
「幸せになる権利」
「自分で考えて、選択できる権利」が守られる為に。
一人の大人として何が出来るかと考えるキッカケになった。

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皆んながこうした感覚を知れば世の中に性犯罪など起こらないだろうに……

物語の内容もよく知らずに聴き進め、最初の方で受けた「えっ、こういう話なの?」という印象とも全く異なる最終章まで、こんな話を過去の特定の”誰か”に想いを馳せながら聴くことのできた私は幸せなのだったと悟る。

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小鳥ちゃん

この世の中に小さかった小鳥ちゃんはたくさんいるだろう 家族が外との繋がりが希薄であっても、お節介は焼けない現代社会 重大な問題がある家庭は、その家の中で問題が深まり煮詰められ、家庭の中の弱い立場の人間を深く苦しませることとなる 小鳥ちゃんは、過酷な生育環境でも、良心のある人との出会いにより人生を良い方向に舵取りができる人でした。愛のない環境で育ち、裏切られたりしても、愛を持つ人との出会い気づき、感謝し、愛を注げる主人公でした。幸せになるための感度の高い人だからこその結末で読後感?聴後感?はとても良かったのですが。 でも小鳥ちゃんのように育ち、幸せへの経験不足から、幸せへの感度が低ければ、小鳥ちゃんのような人生を送れない。むしろそんな人の方が多いと思った。環境が恵まれなくても、自身を大切にして幸せに生きようと思えるような人が増えてほしい そう思えるよう背中を押せる社会になってほしい 特に子供へのセーフティネット、そして情報過多の現代社会だからこそ、正しい性教育の必要さも感じました 自身へ、他者への愛の大切さ
を感じる作品でした

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優しさに溢れた世界

柔らかい文章と語りだからでしょうか。
性暴力という重たい内容を静かに受け止める事が出来ました。
幼い頃からの性教育の必要性が広がって性暴力のない世の中に変わっていって欲しいと感じます。
小鳥が幸せを掴んでいく中で、この世が愛そのものだと私自身も改めて気がつくことが出来てとても心に残るストーリーでした。

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現代に必要な大切なメッセージ

作家さんに書いてくれてありがとうと言いたい。
最初は心が苦しくなるシーンも少なくないが、愛という文字が紹介文にあったとの記憶を信じて聴き続けたら、これは苦しくとも書かねばならない作品だったのだと感じた。
性愛と性欲の違い、人間の愛と動物の愛の違い、ジェンダーのことも含め、現代人に必要な一冊。
大人の女性にも男性にも思春期の若者にも読んで欲しい。
性教育にも良いのではないか。

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引き込まれました

この世は祝福に満ちている。この星に生まれてきて良かった。何度か繰り返し現れる言葉は私が皆んなに伝えたい事。それが最上の表現で記述されている。朗読もとても良かった^_^。ありがとうございました♪

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生きること

どんな困難事があっても
身体、心、魂を大事に生きる
色々な感情を揺さぶられたストーリーでした

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衝撃と柔らかさ

小川糸さんの小説をだいぶ久しぶりに読みました(聴きました)。題名と表紙から、ふんわりしたお話だと思っていたので、第1章から衝撃でした。時々、耳を塞ぎたくなるような、切なさや驚きや怒りが込み上げてくる場面もありましたが、ナレーションが聴きやすく、続けることができました。特に、小鳥ちゃんの友達が出てくるところでは、救われた気持ちになりました。
自分の知らない、でも、確実にあるであろう現実を突き付けられた気持ちになりました。
リムジンの言葉がたびたび心に響きました。

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