悼む人 下
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著者:
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天童 荒太
このコンテンツについて
善と悪、愛と憎しみ、生と死が交錯する直木賞受賞作! 著者が切望した、「いま世界に一番いて欲しい人」とは?
不慮の死を遂げた人々を“悼む”ため、全国を放浪する若者・坂築静人。静人の行動に戸惑いと疑念を覚え、その身辺を調べ始める雑誌記者・蒔野。末期がんに冒され、家族とともに最後の時間を過ごしながら、静人を案じる母・巡子。そして、自らが手にかけた夫の亡霊に取りつかれた女・奈義倖世。
静人の姿が3つの視線から描かれ、その3つのドラマが、やがて1つの大きな物語の奔流となる。「この方は生前、誰を愛し、誰に愛され、どんなことで人から感謝されてでしょう?」静人の問いかけは、彼を巡る人々の心を、少しずつ動かしていく。
家族との確執、死別の悲しみ、自らを縛りつける呪縛との対決。そして避けられぬ死の傍らで、新たな命が――。静かな感動が心に満ちる感動の巨編!©天童 荒太
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第140回(2008年)直木三十五賞受賞作 善と悪、愛と憎しみ、生と死が交錯する直木賞受賞作! 著者が切望した、「いま世界に一番いて欲しい人」とは? 不慮の死を遂げた人々を“悼む”ため、全国を放浪する若者・坂築静人。静人の行動に戸惑いと疑念を覚え、その身辺を調べ始める雑誌記者・蒔野。末期がんに冒され、家族とともに最後の時間を過ごしながら、静人を案じる母・巡子。そして、自らが手にかけた夫の亡霊に取りつかれた女・奈義倖世。
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前書きに、「できるだけ一日に一度、就寝前の時間に〈静人〉となり、空と向き合う。〈静人〉として、星を、星を隠す雲を見上げ、心にわきたつものを書きとめる。」とある通り、直木賞受賞作『悼む人』の主人公の日記という体裁をとった異色の小説は、『悼む人』を読んだ方はもちろん、未読の方にもこの素晴らしい作品世界への格好のイントロダクションになるだろう。
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悼む人 下に寄せられたリスナーの声
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満喫しました
ラスト付近の描写がとても美しく、まだ心がジンジンしています。
ナレーションも素晴らしかったです。
穏やかな流れの中に生と死のドラマが詰め込まれていて、色々と考えさせられました。もう少し生きてから、また読めたらいいなと思います。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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- 2023/06/03
心が洗われました。
この醜悪な実社会から目を逸らさずに、それでも徹底して性善説でいられるのが最も強い人なのだと思いました。私の号泣ポイントは、エピローグで蒔野が夢に現れる処でした。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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- 2018/05/20
良い作品だと思います
人が生きていたことに価値を与えることで、生きる意味について考えさせられました。主人公には、今の行動を未来の昇華につなげてほしい、それが、どんな形になるのかと期待しています。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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- 2018/06/18
結果、涙が止まりません
聞き始めた時はちょっと信仰っぽい話は合わないなあと思いながら聞いていました。でも、レビューで好評価だったのでまた聞き始めました。
結果涙が止まりません!私たちは無意識に死を区別していると思いました。あの人は偏屈な嫌われ者だった、ひどい不良だった、犯罪者だったということで、死の軽重を図ります。それも自然な感情だと思いますし、否定をする気はありませんが、もしなんの見返りもなく、自分や大切な人の死を悼み、その存在を覚えていてくれる人がいるとしたらとてもありがたいと思います。 宗教っぽくて無理という人も最後は感動必至ですので、お勧めです。
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ありがとうございました。
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参りました。
素晴らしい。感服致します。正直最初は悼む人というテーマで、どこまで話を繋げられるのだろうかと思っていましたが、いやはや、引き込まれました。引きずり込まれました。凄い作品です。聞き終えた今、手が震えます。こんな小説を書き上げられる人が日本にいた事にショックを受けています。これは一聴の価値ありだと私は思います。
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ストーリー
- 国見こずえ
- 2022/05/15
やっと読めた
聞きやすいナレーションだった。
昔からずっと読んでみたかったがなかなか手をつけられずにいた。個人的に文字で追うと途中で辛くなってしまってやめてしまう内容な気がしていたので、audibleで最後まで聞けて良かった。
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ナレーション
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ストーリー
- まい
- 2023/05/19
君はそれでいいのかと主人公にツッコミを入れたくなった。
でも、ここからいろんなストーリー展開が期待できそうで、この主人公の先の未来がもう少し見てみたい気になりました。
悼むことで、生き延びた主人公の未来がみたいです。
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ナレーション
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ストーリー
- 匿名
- 2024/01/13
聞いて良かった
以前、本で読んだけど、今度聞いてみて改めてすごい作品だなと感じた。キレイ事じゃ済まない領域にまで、思慮が向けられていて、生きる事の苦しみが伝わる。この世は残酷さを増しているが、そうじゃない人間の思いもあると。
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ナレーション
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ストーリー
- こゆあひ
- 2018/06/11
こゆあひ
最初はあまり期待していませんでしたがレビューが良かったので読んでみました。ところが聞き進めていくうちに聴取している時間がとても充実していることに気がつきました。早く次が聞きたい、仕事の後また聞けることを想像するだけで気持ちが高揚しました。是非この感動を多くの人に感じていただきたいです!
また、私は母親のナレーションがとても素晴らしいと感じました。
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