『桂文我 怪噺 十七』のカバーアート

桂文我 怪噺 十七

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桂文我 怪噺 十七

著者: 桂文我
ナレーター: 桂文我
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このコンテンツについて

「スタジオ録音の怪異談」 四代目 桂文我
スタジオ録音で「怪異談」を収録する作業は、毎月開催の猫間川寄席の会場となる、玉造・さんくすホールで行われていますが、収録が深夜に及ぶことも多くあり、録音作業の小野裕司氏の表情も鬼気迫り、背筋に冷たい物が走る時もありました。
ライブ録音とスタジオ録音では、雰囲気に大きな差があるだけに、ライブ録音の方が臨場感があって良いと思われる方も多いでしょうが、スタジオ録音の方が落ち着いて、細かく演じている場合も多いと言えましょう。
還暦も越えた昨今、頭の中にあるネタは、出来るだけ、録音して、残して行きたいと思っていますので、ライブ録音でも、スタジオ録音でも、その場の怪異談を楽しんでいただければ、幸いです。
シリーズの中には、滑稽怪談や、細工の名人の不思議な話など入っていますが、これも彩りの一つと捉えていただきますように…。
あなただけの耳に、心を込めた怪異談を流し込みますので、どうぞ、宜しくお付き合い下さいませ。
内容紹介
「天神山」(てんじんやま)(44分)
「鶴の恩返し」のように、生き物が人間に恩返しをすることは、日本昔話に数多くあり ます。昔は、そのようなことがあったかも知れません。大切に飼っているペットも、恩返しをしてくれるでしょうか?
「吉野狐」(よしのぎつね)(24分)
狐が登場する落語も多く、お馴染みの「七度狐」、珍品「乙女狐」「高倉狐」と、他の 動物に比べて、タイトルに使われているネタも多いと言えましょう。「吉野狐」は、寄席や落語会では滅多に聴くことが無くなったネタの一つです。
「猫の忠信」(ねこのただのぶ)(32分)
歌舞伎・文楽の名作「義経千本桜」を採り入れたパロディ落語で、かなり昔から人気演 目の一つでした。滑稽味満載の内容に、恐ろしさがスパイスとして、ピリリと緊張を加えています。
「五両残し」(ごりょうのこし)(14分)
悪いことにも上には上があり、犯罪者の裏には、もう一枚上の悪者が存在していること が多いようです。犯罪に絡むのは、大抵、女と金。どんな立派な男でも、魅力ある物には引かれるようで…。
四代目 桂 文我(かつら ぶんが) プロフィール
昭和35年生まれ、三重県松阪市出身。昭和54年3月、二代目桂枝雀に入門し、桂雀司を名乗る。平成7年2月、四代目桂文我を襲名。全国各地で、桂文我独演会・桂文我の会や、親子で落語を楽しむ「おやこ寄席」も開催。
平成25年4月より、相愛大学客員教授に就任し、「上方落語論」を講義。国立演芸場花形演芸大賞、大阪市咲くやこの花賞、NHK新人演芸大賞優秀賞、芸術選奨文部科学大臣賞など、多数の受賞歴あり。©2022 Katsura Bunga
コメディー・パフォーマンスアート

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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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