源氏物語 第十九帖 薄雲
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ナレーター:
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岡崎 弥保
このコンテンツについて
『源氏物語』全五十四帖 与謝野晶子による現代語訳をすべて朗読し、
オーディオ化しました。
近代で最初に『源氏物語』を訳した与謝野晶子は、それぞれの帖の冒頭に、その 帖の内容をふまえた歌を一首詠んでいます。その晶子の歌もすべて収録しています。
源氏物語のあらすじ&ブログ
https://ohimikazako.wixsite.com/kotonoha/blank-10
第十九帖 薄雲 うすぐも
光源氏 三一~三二歳
主な登場人物 明石の君、紫の上、藤壺
さくらちる春の夕のうすくもの
涙となりておつるここちに
明石の君(あかしのきみ)はついに娘の明石の姫君を紫の上に預けることを決意する。光源氏は母と子を引き離してしまった自分の罪深さを心苦しく思う。紫の上も、二条院に迎えた明石の姫君のかわいらしさを見るにつけ、母親はどれほど悲しく寂しいことだろうと、明石の君を思いやる。
藤壺(ふじつぼ)が重い病となり、息を引き取った。法要の後、藤壺に長く仕えていた僧が、冷泉帝(れいぜいてい)に出生の秘密を打ち明ける。光源氏が実の父親だと知った冷泉帝は源氏に譲位を申し出るが、源氏は辞退する。
源氏は親代わりで後見している故六条御息所の娘斎宮(さいぐう)に恋愛の目を向けるがようやく自制する。
また、明石の君のことをたえず気にかけ、通うのに困難な大井の山荘にも時おり足を運んでいた。©2022 PanRolling
源氏物語 第十九帖 薄雲に寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- 匿名
- 2022/11/13
母としてのつらさと決意が…
娘を手離さなければならない、明石の君の気持ちを思うと、さぞや辛いだろうと思う。
でも、明石の君のお母様がいう、子供の人生は母親の身分で左右されるというのも真実なのだろう。女としての辛さや決意を、女の身である紫式部だからこそ描けたのであろうか。それにしても紫の上の君がいい人でよかった。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- がんちゃん
- 2023/02/13
母親として
辛さや苦しさが繊細に書かれていてただただスゴいの一言。オーディオブックなので難なく聞けるのでありがたい。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
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