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  • 空気を読む脳

  • (講談社+α新書)
  • 著者: 中野 信子
  • ナレーター: 相田 さやか
  • 再生時間: 5 時間 12 分
  • 4.5 out of 5 stars (79件のカスタマーレビュー)

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空気を読む脳

著者: 中野 信子
ナレーター: 相田 さやか
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あらすじ・解説

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)
職場で、学校で、なぜ日本人は「空気」を読むのか? 中野信子さんが脳科学をとおし、初めて日本人の心性と強みを読み解く。「いじめ」「サイコパス」「キレる心」「だまされる心理」など、脳科学から人間を鋭く分析し、対処法をわかりやすく教えてきた中野信子さん。

本書では初めて、日本人の脳に迫ります。

「醜い勝ち方より美しい負け方が好き」「不倫は懲らしめるべき」「雇うなら体育会系男子という企業意識」「なぜ、イケメンのほうが美人より会社で得なのか?」「今が幸せと感じられないし、将来も不安でしかたない」「同調しないと怖い」――日常のさまざまな現象の背景には脳の影響があります。相手の気持ちを察するのがうまい日本人。それを「空気」を読むといいます。それは、すぐれた協調性、絆の深さ、恩や恥を感じる心にもつながるでしょう。

でも逆に、周りの空気が私たちに、「生きづらさ」や「不安」「忖度する心」「バッシングの快感」といったものを生じさせる原因にもなります。

近年苛烈さを増すバッシングは、「人を引きずりおろす快感」や「ルールを守らない人間を懲らしめたい欲求」という空気です。

日本は世界幸福度調査で常にその順位の低さが話題になりますが、生理的な特質からきているのでなかなか幸福度を上げるのは難しいでしょう。

「褒める」教育が当たり前になっていますが、エリートが行う捏造や改竄の裏に、誤った褒め方がある可能性がわかりました。日本人の才能を伸ばす方法についてヒントが見つかるでしょう。

ほかにも、留学などに「挑戦」する人が減ったのはなぜか? なぜ女性が「婚活」に苦しむのか? なぜ13年連続でイグノーベル賞をとれたのか? なぜ日本は長寿国なのか?

脳の中に私たち自身を読み解くカギがあります。

日本人の特徴を知ることは、日本人以外の人々との違いを知ることにつながります。このことが、現在をより良くし、未来を資する役に立つはずです。

職場で、学校で、なぜ日本人は「空気」を読むのか? 中野信子さんが脳科学をとおし、初めて日本人の心性と強みを読み解く。

「いじめ」「サイコパス」「キレる心」「だまされる心理」など、脳科学から人間を鋭く分析し、対処法をわかりやすく教えてきた中野信子さん。

©中野 信子 (P)2020 Audible, Inc.

空気を読む脳に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
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ナレーション
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ストーリー
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最後の章

中野さんの本は何冊か読んでいるので、既刊の書籍と重なる部分がありました。その私の経験をふまえて最後の章が必読だと思いました。

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頭がいいね!は禁句

これは少しショッキング…過去に自分も言われたことはあるが、そう言われることにより、頭がいいと言われるための行動を選択することになる。即ち、チャレンジングなことをしなくなる、容易な課題に取り組んでばかりになる、不正を起こすなど。プロセスや努力の過程を褒めるべし。

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    5 out of 5 stars

とても面白かった。

中野さんの御本はとても面白いのですが、タイトルがそそらないんですよ。奥ゆかしいと言いましょうか…ところで最終章。私のような知の下層階級には想像もつかない、頭の良すぎるひとの孤独と苦悩を思い、何故か鼻の奥がツーンとするのでした。

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人生の対処技術と生きる意味

広範な知識を分かりやすく教えていただけ、感謝します。人生の対処技術は多くの中から自分に合ったものを選び、人生の意味はひとつではなく、欲張らないことは大切ですが、たくさん持っておいた方がよいのかなと思いました。

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2回連続読みました

すごくスカッとした!
日本人は全員中庸にいるが、それで幸せと感じる国民性なんだということ。それで良いじゃん。
でも私は日本は合わないから海外行くよ。
それもそれでいいじゃん。
今あるものを無理して直さなくていいのです。
合うところに自らを移動させればいいのです。

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あとがき

私には、「あとがき」が一番しっくりきました。
私が悩んでいることを、中野さんも悩んでいらっしゃって、ただ、中野さんは私よりもずっと聡明で、そこに一定の道筋を見いだされ、しかもそれを極めて分かりやすく、かつ端的にあとがきにまとめられています。
共感できる人の方が少ない気がしますが、私はとても共感できました。
中野さんとは同い年で、同じ時間を生きたのに、考えている質と量が圧倒的に違い、中野さんの著書をもっと読み漁りたいと思えるほど、中野さんを尊敬してしまいました。
短いので、「あとがき」だけでも一読の価値はあると思います。

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選んだ道をどう生きるか

中野さんの本に触れると今悩んでいること、不安なこと、不満に思う気持ち、過去のこと、人間関係、全て自分がどう受け止める選択をするかなんだなと思えます。世の中どうにもならないことは腹を括る、、賢い方が居てくれ言語化して腑に落ちるように示してくれる、凸凹の世の中に中野さんのような方が学者学者した世界に留まらずに私たちの位置に届ける、届く話をしてくれ助かるなぁ。自分で楽しむ!自分で選ぶ!当たり前のことを再確認させられました。

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    3 out of 5 stars
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    5 out of 5 stars
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    1 out of 5 stars

凡書

世の中に全くためにならない書物がないように、ためになる部分はある。

世界の研究を紹介する部分は知見としていいけど著者の主観や主張には飛躍があり、危うさを感じる。
『なぜ日本人は○○なのか』という下りでは、
そもそも日本人が○○であるというエビデンスはなく、一般論かつ著者の主観。またその説明が脳(あるいは遺伝子)が違うから、という説明にとどまり、その差異がなぜ生まれたのかという当然の疑問には全く及んでいない。

全体を通してもまとまりも一貫性もないが、その瞬間瞬間を反射神経でこなすバラエティのコメンテイターとしては優秀なんだろうとは思う。

最後の自分語りは蛇足...なんだろうけど女史の著物との付加価値をつけるためには必要だったんだろうか。
中野女史ファン向けの一冊。

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