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講談 現代怪異譚 三

著者: 旭堂 南湖
ナレーター: 旭堂 南湖
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あらすじ・解説

近年、注目を浴びている、日本の伝統話芸「講談」。
「冬は義士 夏はおばけで飯を喰い」と川柳に詠まれたほど、 講談師は夏になると怪談を語ってきている。
クーラーのなかった時代、観客は講談師の語る世界に身をゆだね、 背筋を凍らせ、暑い夏を忘れた。
講談師の旭堂南湖が贈る現代怪談。
故きを温ねて新しきを知る。
名調子で語る「現代の怪談」ここにあり。

「コスモス」(12分)
春さんは夫と子供の三人暮らし。春さんの父親に癌が見つかって余命半年と宣告される
「1月24日」(11分)
小さい頃から、よく一緒に遊んだ雪ちゃんの誕生日は、一月二十四日。 「死者の歌声」(9分)
大学の先輩でMさん。自分の好きな曲ばかり集めて、マイベストのカセットテープを作ったりしていました。 「こいのぼり」(7分)
息子さんが三歳の時に、病気が見つかった。 「お歯黒」(16分)
その鉄柱の側に、薄い桃色の着物を着た女性が立っている。 「ラグビーボール」(11分)
絶対勝つぞ。そんなことを考えながら、前を走っていた雄二を抜いて、学校へ戻った。雄二が亡くなったと聞いたのは、その翌日だ。 「般若の面」(17分)
龍一さんは、右目が潰れている。眉毛の上から、頬にかけて、約十センチの刀傷。
初対面の人はいつも化け物に出会ったような表情になるという。
「崖」(12分)
「手首」(14分)
西川さんという和歌山県の四十代男性が手首を拾ったのは十二月のある寒い晩のこと。
©2021 Nanko kyokudou

講談 現代怪異譚 三に寄せられたリスナーの声

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