『長く高い壁 The Great Wall』のカバーアート

長く高い壁 The Great Wall

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長く高い壁 The Great Wall

著者: 浅田 次郎
ナレーター: 風間 秀郎
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このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

1938年秋。従軍作家として北京に派遣されていた探偵小説作家の小柳逸馬は、軍からの突然の要請で前線へ向かう。
検閲班長・川津中尉と赴いた先は、万里の長城・張飛嶺。
そこでは分隊10名が全員死亡、しかも戦死ではないらしいという不可解な事件が起きていた。
千人の大隊に見捨てられ、たった30人残された「ろくでなし」の小隊に何が起きたのか。
赤紙一枚で大義なき戦争に駆り出された理不尽のなかで、兵隊たちが探した"戦争の真実"を解き明かす、極限の人間ドラマ。

©Jiro Asada 2018,2021 (P)KADOKAWA
歴史小説

長く高い壁 The Great Wallに寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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Audibleならでわの謎解き

この作品には、殺人事件を解決する謎解き、作家が現地に派遣された謎、それに加えて、ナレーションによる中国の地名(どこ?)や下手な中国語(は?)という紙媒体に無い謎解きもある。

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「支那事変」の思惑と戦争の大義

まさに父親の世代です。「近衛文磨、野望と挫折」を思い出し、日本人らしくない大義のない戦争に進んだ、前線の生々しい人の心に感動しました。日本人を評価する張氏の言葉を借りた筆者の「狭い日本と広い支那」の文脈に考えさせられています。ありがとうございます。

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最後まで引き込まれました。

予想外の展開に驚きました!
ナレーションも良かったです。

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流石の元自衛官

浅田次郎氏は元自衛官だけあって軍隊もの上手いですよね。
 軍人は陰湿 というのはなるほどと納得です。
 どこかのレビューで「てりゅうだん」の読み方に違和感のある方がいるようですが、旧軍、自衛隊では「てりゅうだん」なので、

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手榴弾の読み方

「テリュウダン」より、「シュリュウダン」の方が違和感がないです。
PDF資料が付いていることが、大変よかったです。どうしても音声だけでは人物覚えにくいし、階級の上下はストーリー理解に不可欠なので。

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正直、ガッカリした

浅田次郎氏の作品は名作とそうでないものとの差が激しい。本作は後者だと私は判断する。
扱っているテーマは非常に興味深い。実際、戦禍においてはこういう事も起こりうるのでは?とも思う(実話に基づいているのだろうか?)。
なのになぜ、この作品をこうも「薄味」に感じてしまうのか?

私はその原因を、作品の尺の長さだと考える。
この作品は短編にするべきだ。無駄に長い。
著者の別作品『降霊会の夜』があまりに素晴らしかったため、ガッカリ度も大きかった。

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