『風の万里 黎明の空(上) 十二国記』のカバーアート

風の万里 黎明の空(上) 十二国記

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風の万里 黎明の空(上) 十二国記

著者: 小野 不由美
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このコンテンツについて

苦難を抱え、人はみなその運命に泣いていた。陽子は王ゆえに葛藤し、少女たちは嫉妬と羨望に哭く。
「十二国記」Episode4
人は、自分の悲しみのために涙する。陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊(しょうけい)は、芳国(ほうこく)国王である父が簒奪者(さんだつしゃ)に殺され、平穏な暮らしを失くし哭(な)いていた。そして鈴は、蓬莱(ほうらい)から辿り着いた才国(さいこく)で、苦行を強いられ泣いていた。それぞれの苦難(くるしみ)を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福(しあわせ)を信じて歩き出すのだが──。©. 小野不由美/新潮社 (P)2025 Audible, Inc.
ファンタジー

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