『[5巻] SPレコード落語特選 初代桂春團治編 五』のカバーアート

[5巻] SPレコード落語特選 初代桂春團治編 五

プレビューの再生

Audible会員プラン 無料体験

30日間の無料体験を試す
会員は、20万以上の対象作品が聴き放題
アプリならオフライン再生可能
プロの声優や俳優の朗読も楽しめる
Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数
無料体験終了後は月会費1,500円。いつでも退会できます

[5巻] SPレコード落語特選 初代桂春團治編 五

著者: 桂 文我
ナレーター: 桂 文我, 春團治
30日間の無料体験を試す

無料体験終了後は月額¥1,500。いつでも退会できます。

¥800 で購入

¥800 で購入

注文を確定する
下4桁がのクレジットカードで支払う
ボタンを押すと、Audibleの利用規約およびAmazonのプライバシー規約同意したものとみなされます。支払方法および返品等についてはこちら
キャンセル

このコンテンツについて

落語のSPレコードの成り立ち
明治36年(1900年)、ビクターの子会社であったアメリカのレコード会社・英国グラモフォンのプロデューサー・録音技師のフレッド・ガイズバーグにより、ホテルの一室をスタジオ代わりにして、日本で最初の平円盤式レコードの出張録音が行われました。
その時の録音に適する芸能と演者の選択を任されたのが、外国人の噺家のパイオニア・初代快楽亭ブラックで、落語・義太夫・能楽謡・音曲などを、当時の名人や人気者が次々に吹き込み、7インチ盤と10インチ盤の合計273枚が完成。
その中には、ブラックの落語も9枚含まれていました。

初代桂春團治について
本当の初代桂春團治に功績がなかったため、明治中期から昭和初期まで、関西で絶大な人気を得た二代目を、後々、初代と呼ぶようになりました。
明治28年(1895年)、18才で初代桂文我に入門し、桂我都と名付けられましたが、日常の素行が悪かったため、「もっと厳しい噺家の許で修業をさせた方が良かろう」と考えた文我が、二代目桂文團治(後の七代目桂文治)に預け、桂春團治に改名。
素行の悪さは直りませんでしたが、高座が抜群に面白く、次第に人気が高まり、SPレコードの吹き込み数もナンバーワンになったのです。
創成期の吉本興行の稼ぎ頭で、高給取りとなりましたが、放蕩三昧の借金だらけ。 会社に無断で放送に出たり、煎餅で拵えたレコードに吹き込んだり、奇行が人気を高める要因となりましたが、寿命には勝てず、昭和9年(1934)10月8日、胃ガンで没しました。
享年57、戒名は華光春團治道居士。
演目解説
『いかけや』
初代春團治は、悪戯をする子どもが登場するネタを数多く各レコード会社で吹き込んでいますが、このネタこそが春團治三代のお家芸です。但し、三代の春團治に稽古を付けたのは、四代目桂文團治だったようで、終生それを自慢していました。
『いかけや』の後半は鰻屋となるのですが、三代目春團治は演らず、後半まで上演したのは四代目桂文紅でした。文紅は四代目文團治の弟子だけに、オチまで演じることを、とても大切にしていたのです。©2019 Katsura Bunga
コメディー・パフォーマンスアート

[5巻] SPレコード落語特選 初代桂春團治編 五に寄せられたリスナーの声

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。