『琥珀の夏』のカバーアート

琥珀の夏

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琥珀の夏

著者: 辻村 深月
ナレーター: 春日 さくら
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このコンテンツについて

見つかったのは、ミカちゃんなんじゃないか――

『かがみの孤城』『傲慢と善良』の著者が描く、

瑞々しい子どもたちの日々。そして、痛みと成長。

かつて、カルトだと批判を浴びた<ミライの学校>の敷地跡から、

少女の白骨遺体が見つかった。

ニュースを知った弁護士の法子は、無騒ぎを覚える。

埋められていたのは、ミカちゃんではないかーー。

小学生時代に参加した<ミライの学校>の夏合宿で出会ったふたり。

法子が最後に参加した夏、ミカは合宿に姿を見せなかった。

30年前の記憶の扉が開くとき、幼い日の友情と罪があふれ出す。

本タイトルは12時間を超えるため、パートごとに分割してダウンロードすることができます。

©辻村 深月 (P)2024 Audible, Inc.
ミステリー

琥珀の夏に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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感情の動きがリアルでぞわぞわする

最後までどうなるか分からなくてそわそわしました。1番印象に残っているのは、自分のみたいものだけ、綺麗なところだけをくり抜いて世界を見てるってことに登場人物が気づいたとき。ドキッとした...。

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すごくリアル

怪しい宗教団体の真相を暴いて戦うといったような単純な話ではなく、それぞれの立場から見た景色がリアルに描かれていた。体験したことはないけど、自分がその立場なら きっと同じ気持ちになるだろうなぁと感じさせる場面がいくつもあった。人間の弱さや愚かさを高い理想で塗り固め、真実を歪めていく、、何が正しくて何が間違ってるのか、、いろいろと考えさせられる物語でした。

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長編だけどじっくりサクサクいける

自分たちが子供に、こういったサマーキャンプのようなもので成長して欲しいと感じるこころの延長線上にある話だと思って、とてもど真ん中に刺さりながら聴ける話だった。初めての長編などにもオススメ。

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ナレーションが素晴らしい

いつものアニメ作品やラジオで聞いている春日さくらさんの声と一風違った声で、物語が頭の中にすっと入ってきました。非常に聞きやすかったです。

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暗い物語が、悲壮感漂う朗読で更に暗く…

物語も朗読も、好みの問題だが、私には合わなかった。聞いててとにかく辛かった。

何が言いたいのかよくわからない。通底する大きなうねりみたいなものを感じなかったー… 話が前後したり主観が変わったりしても大きなうねりに乗っていれば物語の海をぐんぐん泳いでいけるけど、この物語は何度も溺れかけた。リタイアしたくなった。

子が親を求める気持ちは何より大事にしてあげて。大人は子どもを保護して。目を離さないで。子育て大変。でもかわいい。理想の教育って究極、親子が普通の関係であること … だ、か、ら、家族って親子って大事だよね…???みたいなこと?

聞くのが辛いのは、ノリコに共感できなかったことも大きい。私も生きベタだけど、ノリコにはモヤモヤしっぱなしだった。子ども間の上下関係みたいなのも、とにかく描写が卑屈で不快。

朗読は、個人的な好みの問題だが、読点の切れ目や文末の余計な一呼吸というか、すっと息を吸ったり吐いたりする音が、とてもとても気になる。余計な息継ぎというか。息つぎが多いから、文も細切れになる。アニメの声当てではないから、地の文も会話の文も、この呼吸で読まれると、辛い。地の文にまで余計な悲壮感や危機感が漂って、とても聴き苦しかった。

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おもしろかった

子供の頃を思いだした。せつないお話。
子供の頃の方が人間関係大変だったなって思いだした。

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面白かったがちょっと意外な動機?

辻村さんの作品の大ファンで初めて聴きましたが、終盤で明らかなる動機がイマイチ?
幼少期の話が長く、あまりいかせていない気もしました。
幼少期に引っ越した子が最後にちょっとだけ出てきて あー、いたなこんな子となった

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面白かったけど(※注意ネタバレあり!!)

全体的には面白かった。一点聴いてる間ずっと気になったのは、しげると美夏の年齢差が6歳もあったこと。



大人になっての6歳は良いとして小学4年生と高校生が両想いとかが、しっくりこないというか若干気持ち悪い。周りの子がそう囃し立てるだけで実際は兄妹の様にお互いを大切に思ってただけかもしれないけど。でもしげるは美夏と同い年の法子が自分の事を好きだと知って嬉しかったと手紙を書いてたりして高校生が4年生に?と腑に落ちなかった。
閉ざされた空間で育って大人びている部分と幼い部分の歪みみたいなものを表現したかったのかな?
せめて3〜4歳差にして欲しかった

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両親の一言

あまりに刺さりすぎる内容で、所々聞くのが辛くなりました。でも最後まできちんと読了して本当に良かった。
両親の一言に絶句しましたが、きっと自分もこんなところがあるに違いないと思います。

フィクションであることを重々承知の上ですが、心から家族の幸せを祈ってしまう一冊でした。
多分、一生忘れない一冊になった、なってしまった、と思います。

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内気な少女の心の動きが痛々しい

少女たちの純粋で少し歪な人間関係と心情がよく描かれていて、昔の自分を思い出しそうで、なんだか心が痛かった。朗読だから最後まで聴き通せたが、本だったら途中で放り出していたかも。
ストーリーはわかりやすいです。難しい表現も出てこない。ただ長いです。ひたすら長い…もうちょっと短い方が聞きやすいとは思います。

朗読は声もテンポも良く、とても聴きやすかった。
残念だったのは、「雰囲気」の読みが全て「ふいんき」になっていたこと。元の本を見ていないのですが、もしかして「ふいんき」と書かれていた?なら失礼しました。

所々、人名が伏せ字になっていたり、「漢字で書くとこう」のようなくだりの所がちょっとわかりにくかった。伏せ字の所、もうちょっとなんとかして欲しいです。

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