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  • 著者: 年森 瑛
  • ナレーター: 三木 美
  • 再生時間: 2 時間 26 分
  • 4.3 out of 5 stars (88件のカスタマーレビュー)

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あらすじ・解説

選考会で異例の満場一致! 
第127回文學界新人賞受賞作

松井まどか、高校2年生。
優しさと気遣いの定型句に苛立ち、
肉体から言葉を絞り出そうともがく魂を描く、圧巻のデビュー作。

★★★

ここには誰のおすみつきももらえない、肉体から絞り出した言葉の生々しい手触りがある。――青山七恵

安易なマイノリティ表現への違和感の表明であり、同時にそのような表明の安易さへの批判でもあるという点で、まさにいま求められる文学なのではないか。――東浩紀

本作には紛うことなき現代を生きる人間が、そして現代がぶち当たっている壁が克明に描かれている。——金原ひとみ

世界が傷つくとみなす事項に対する、最初からの「傷ついてなさ」が、ぐっとくるのだ。――長嶋有

満場一致の受賞となり、今後の活躍を楽しみにしている。――中村文則

主人公にとって、また小説にとって、とても重要なもの、安易に言語化できないものたちが、物語の力によって、小説の中に確かに存在している。――村田沙耶香
©年森 瑛 (P)2022 Audible, Inc.

N/Aに寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    52
  • 星4つ
    19
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    11
  • 星2つ
    4
  • 星1つ
    2
ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
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  • 星4つ
    16
  • 星3つ
    6
  • 星2つ
    2
  • 星1つ
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ストーリー
  • 4 out of 5 stars
  • 星5つ
    37
  • 星4つ
    18
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最近読んだ中で1番良かった

今の社会の問題を的確に汲み取っているとても今っぽい作品だと思った。

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比喩表現に感嘆

斬新な比喩に感心させられました。子供と大人の中間の斜に構えた感情や女性独自の体感の表現も共感出来ます。今後、更に人としての経験を重ね、ストーリーの創造力を培って更に素晴らしい作品を生み出すことを期待しまず。

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とても懐かしい感覚に襲われました。

主人公まどかより少し年上の女の子の母です。
娘のことのように聞きはじめていくうちに、わたし自身が制服を着てクラスメイトと過ごした時にタイムスリップしたような気持ちになりました。
あの頃思っていたことをこんなに普通に表現できるなんて、簡単なようですごく難しいこと。
大袈裟でなく、説教臭くもなく、普通に書くことでこんな生き生きとしたリアルが見えてくるんだなぁと思いました。

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いいと思う

珍しいことでもなく日常生活の心のもやのようなものを描いてある。繊細に的確に描きつつも、誇張もなく気取りもない文章でリアルだと感じた。
これはできそうで難しいことだと思う。
10代の少女たちの優しい友情がよかった。

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優しい本

言葉の使い方や情景の表し方が自然で好きです。ナレーションの方の優しい声とよくあっていたと思いました。

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満場一致に納得

10代のままならなさ、純粋さが生々しく描かれてると思います。
コロナが組み込まれてることもよかったです。物語をコントロールしていました。また、馴染みのあるチェーン店の名前が散りばめられており、彼女たちをより身近に感じました。
生理の煩わしさ、sns 上の承認欲求、自他の認識のズレなど、言葉にしづらい違和感をズバッと表現していて心に残る作品でした。大人の嫌な面がジワっと滲み出る場面で、まどかの冷たい視線が注がれる様子がリアルでした。最後、希望を持たせる感じで終わるのも面白かったです。うみちゃんは手強い女ですね。

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よくわからないが感じるものがあった。

前情報なく聴いた。つかみどころの無いような内容だな、と思いつつも聞いているうちに入り込んだ。良い体験をしました。最後まで聞いてよかったです。

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いま風の物語

さらさらと流れる物語に悲しさと温かさが詰まっている。朗読も聴きやすく、この物語にマッチしている。

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つまらない

感情移入できる人がいるでもなく、
さっぱり?でした。

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    1 out of 5 stars
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好みに合わなかった

小説として上手いとは思う。いろんなとこに入れてくる比喩の使い方、構成、そして、まさに今を切り取った感じの描写(SNSやらコロナやら)も、すんなり入ってくる。ただ、中身はもう、古くからある自意識全開の日本私小説文学という感じで共感はまったくできず、それどころか腹が立って仕方ない。最後にその自意識を挫折させるのだが、それもできすぎじゃない?と思ってしまう。総体として、自意識にうまさを掛け合わせて生まれたこの小説自体が、何かもう全方位に媚びているように見えてどうしても評価できない。正直、そのあり方が気持ち悪いとすら感じてしまう。選考委員もなんだろ、若者に媚びたというか気圧されたというか、新しい感じに抗うだけの胆力無かったのかな・・・と思えてしまう。同時期で言うと石田夏穂さんとかの方が私的には断然面白いのだが、まあ、好みの問題ですね・・・。

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