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  • きのうの影踏み

  • 著者: 辻村 深月
  • ナレーター: 澤田 智巳
  • 再生時間: 6 時間 38 分
  • 4.1 out of 5 stars (28件のカスタマーレビュー)

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きのうの影踏み

著者: 辻村 深月
ナレーター: 澤田 智巳
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あらすじ・解説

あるホラー作家のもとに送られてきた手紙には、存在しない架空の歌手とラジオ番組のことが延々と綴られていたという。編集者たちの集まりによると、チェーンメールのように、何人かの作家にも届いているという。かくいう私にもその手紙は届いていた。その手紙のことを調べるうちに、文面の後ろのほう、文字が乱れて読み取れなくなっていた部分が、徐々に鮮明になってきている……。ある日、友人作家が手紙のことで相談があると言ってきた。なんと、その手紙、サイン会で手渡しされたという。誰がその人物だったかはわからない。けれど、確実に近づいてきているーー。(「手紙の主」)。その交差点はよく交通事故が起こる。かつてそこで亡くなった娘の霊が、巻き添えにしていると、事故死した娘の母親は言っているという。その娘が好きだったという「M」の字の入ったカップがいつもお供えされていた。ある雨の日、そのおばさんがふらふらと横断歩道にさしかかり……。死が母娘を分かつとも、つながろうとする見えない深い縁を繊細な筆致で描く「七つのカップ」。闇の世界の扉を一度開けてしまったらもう、戻れない。辻村深月が描く、あなたの隣にもそっとそこにある、後戻りできない恐くて、優しい世界。
©Mizuki TSUJIMURA 2018 (P)KADOKAWA

きのうの影踏みに寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4 out of 5 stars
  • 星5つ
    12
  • 星4つ
    9
  • 星3つ
    4
  • 星2つ
    3
  • 星1つ
    0
ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    17
  • 星4つ
    7
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    1
  • 星1つ
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ストーリー
  • 4 out of 5 stars
  • 星5つ
    12
  • 星4つ
    7
  • 星3つ
    2
  • 星2つ
    2
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    4 out of 5 stars

世にも奇妙な…を彷彿させるホラー作品

短編のホラー作品が複数収録されています。
最後まできっちり…というよりは、余韻を残して終える話が多いので、人によっては中途半端というイメージをもつかもしれません。
世にも奇妙なシリーズにありそうな意味ありげな終え方や、あとは想像にお任せしますといった最後といえば伝わりやすいかもしれません。
小学生の子どもでも理解できる語り口ですので、移動中の車内で家族で聞いてました。
ホラーはほどほど、世にも奇妙な…はわりと好きな自分には面白いと感じます。興味をそそられる話も多く、知らないだけでそういう世界もあるのかもしれないな…と奥さんと話してます。
ナレーターの方も上手で聞きやすく、すんなり入ってきました。

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  • 総合評価
    3 out of 5 stars
  • ナレーション
    4 out of 5 stars
  • ストーリー
    2 out of 5 stars

ほとんど印象に残らずで

優しい怪談みたいですが 次々聴きたいとは思えませんでした
ナレーターさんは良いですが 話がぬるいので ながら聴きは頭に入らずいつの間にか終わってました

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ありがとうございました。

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  • 総合評価
    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

オーディブルの効果音に驚いた

朗読だけでなく、効果音も。
内容はもちろん、そうした効果面でも興味深い本。
噂地図が、個人的にはいちばん好み。
世の中の喧騒から解き放たれる幸せと認識するか、
つまはじきにされることを恐れるのか。
あなたはどう感じるか?

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  • 総合評価
    4 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    4 out of 5 stars

想像力が必要

各タイトルの終わり方が途中で終わっているような印象。その分、聞く側想像力を掻き立てて、続きを考えてしまう。

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  • 総合評価
    4 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    4 out of 5 stars

日常に潜む恐怖と感動の短編集

敬称略。

辻村深月の『きのうの影踏み』は、オーディオブックとして澤田智巳のナレーションで提供されることで、物語の魅力がさらに引き立てられています。

全体の再生時間は6時間38分で、短編13編が収録されています。

この作品は、ホラーとミステリーが巧妙に織り交ぜられた短編集です。

辻村深月の筆致は、日常の中に潜む恐怖を繊細に描き出し、不安と期待の入り混じった世界へと誘います。

特に「手紙の主」や「七つのカップ」などのエピソードは、現実と非現実の境界を曖昧にし、物語に引き込まれます。


「手紙の主」では、架空の歌手とラジオ番組についての手紙がホラー作家のもとに届くという設定が、物語の不気味さを増幅させます。

この手紙が他の作家たちにも届いていることが判明し、物語は一層の緊張感を帯びます。

手紙の内容が徐々に明らかになる過程で、次第に恐怖の深淵へと引き込まれていきます。


「七つのカップ」では、交通事故で亡くなった娘の霊が母親のもとに現れるという話が描かれています。

娘が好きだった「M」の字の入ったカップが供えられるシーンは、母娘の深い絆と悲しみを象徴しています。

雨の日に横断歩道を渡る母親の姿は、心に強く残ります。


澤田智巳のナレーションは、物語の雰囲気を見事に捉えています。

彼の声は、登場人物の感情や状況を的確に表現してます。

特に緊張感のあるシーンや感動的なシーンでは、その演技力が際立ちます。


『きのうの影踏み』は、ホラーやミステリーが好きな方にはもちろん、日常の中に潜む不気味さや人間の深層心理に興味がある方にもおすすめです。

辻村深月の巧みなストーリーテリングと澤田智巳のナレーションが相まって、最後まで飽きない。

このオーディオブックは、通勤時間やリラックスしたい時にぴったり。

短編形式なので、少しずつ聴くことができ、忙しい日常の中でも楽しむことができます。


まとめるろ『きのうの影踏み』は、恐怖と感動が交錯する珠玉の短編集です。

澤田智巳のナレーションがその魅力をさらに引き立て、物語の世界に引き込まれること間違いなし。

ぜひ、このオーディオブックで、不思議で恐ろしい世界を一聴あれ。

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  • 総合評価
    2 out of 5 stars
  • ナレーション
    4 out of 5 stars
  • ストーリー
    2 out of 5 stars

どれもすっきりしない

どれもすっきりしない。
ちょっとファンタジーすぎて、なかなか聞き入ることができないストーリーが多いです。
期待とは少し違ってましたね。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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