『アンガーマネジメント』のカバーアート

アンガーマネジメント

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アンガーマネジメント

著者: 戸田 久実
ナレーター: 川島 悠希
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このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

【内容紹介】

●価値観はより多様に。「怒る」で解決できることは何もない。

怒ることが、子どもや後輩社員の教育や士気高揚につながり、個人の成長を促してきたという考えは、もう古いものになった。怒られることになれていない子どもも増え、怒る人は職場の雰囲気を悪くし、むしろ感情を抑えられない人としてとらえられる向きもある。

パワハラ防止法が2020年6月から施行され、さらに「アンガーマネジメント」へのニーズは高まるだろう。「怒る」という感情は、「自分の考え(≒常識)と違う」ということが起点となっているが、ダイバーシティが求められる昨今、誰もが常識だと思うことがそもそもなくなってきている。

本書の著者の戸田氏は、コミュニケーションをテーマにビジネス研修の場に年100回以上たつが、アンガーマネジメントだけの研修も増えているという。本書は職場のシーンを多く盛り込みながら、怒りの感情とうまくつきあう方法を伝える。

●怒りを抑えるトレーニングを盛り込む。怒りに巻き込まれない手法も。

怒りの感情は、自分で生み出しているということをまずは認識する。相手が起点という発想をやめることが大切だ。また、「コアビリーフ」、つまり、自分でこうあるべきだという思い込みが怒りの感情を生むので、その書き換えが必要だ。また、日常の怒りの場面を記録し、ふりかえることで、自分の感情にしっかり向き合うことも効果があるという。

また、本書では、「怒りに巻き込まれない」手法を書いていることも特徴の一つ。怒っている人をみると、自分がその当事者でなくても、嫌な感情が巻き起こって物事に集中できなくなることがある。それを回避するためには、相手の感情を自分で変えることはできないので、あくまで外野のできごとだと割り切ることが必要で、その練習法も盛り込む。

©Kumi Toda, 2020 (P)日経BP
マネジメント

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安藤俊介氏の本を冗長にして薄めた感じ

驚くほど、話が冗長。アンガーマネジメントが必要とされる背景を延々と語って、なかなか本題に入らない構成。似たようなシチュエーションばかりで、この著者の実務経験の少なさを露呈させる例示。著者が話した内容をライターに聞き書きさせたまま、まともに編集せず本にしたような内容。安藤俊介氏のアンガーマネジメント本を冗長にして薄めた感じなので、安藤氏の本を読んでいれば、この本をわざわざ買う価値なし。

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