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ドーン
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あらすじ・解説
人類初の火星探査に成功し、一躍英雄(ヒーロー)となった宇宙飛行士・佐野明日人(さのあすと)。しかし、闇に葬られたはずの火星での“出来事”がアメリカ大統領選挙を揺るがすスキャンダルに。
さまざまな矛盾をかかえて突き進む世界に「分人(デイヴイジユアル)」が初めて概念化された、記念碑的近未来小説。人間の真の希望を問う感動長編。壮大でスリリングな世界観の快作。
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みはるはみはるで、聖司という婚約者がいながら、何故か野卑とも言える黒木に執着している。黒木が言うには、五歳から大学に入るまでの十三年間、都内の養護施設を渡り歩いていたというが、黒木を見ていると、苦労が必ずしも人を成長させるとは限らない、とみはるは思う。一方で、社内では業績不振も相俟って、他社との合併話が進行していたが、それを巡る社内の政争のあおりを受けて、黒木の後ろ盾である藪本常務の立場が危うくなっていた…。
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なかなか興味深く聴けました
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問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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- 2022/09/10
読み応え、聴き応えありました
とあるネット番組で平野啓一郎さんの分人主義を知りました。分人主義が浸透する未来(2022年時点)の描写、宇宙、政治、家族愛など内容はすごく濃かったです。分厚い内容と分量は家事育児をしながらのワタシにはAudibleの耳読書でないと読了できなかったです。
ナレーションもよかったです。
次は倍速でもう一度聞いて理解を深めてもいいなとおもっています。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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ストーリー
- みずほ
- 2022/08/19
オーディブルのおかげ
平野啓一郎さんの分人主義の考え方が好きです。こちらの本は、平野さんがその分人を小説に登場させた最初の作品と知ってはいたのですが、外国人の名前やらアメリカ大統領選やら紙で読もうと思っても、なかなか馴染めず挫折してました。
オーディブルでも聴き始めはすぐに気がそれてしまい、何度か聞き直しました。
が、集中して聞いていくうちに、どんどん引き込まれ最後は楽しく聞けました。
ナレーションがよかったというのもあります。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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- kips
- 2022/09/27
分人主義?
分人主義分人主義って、前面に押し出されると、物語として楽しめない。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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ストーリー
- カレーナン
- 2024/02/22
どんな立場の人も共感できる作品
人間にとって大切な問いを
粘り強く、容赦なく、妥協せずに
鋭いメスでひとつずつ取り出して、仔細に見せてくれるような作品です。
宇宙開発やアメリカ大統領選、アメリカの移民、戦争、恥と悪、分人の考えかた、整形手術、監視カメラ、親子の関係、分人をデザインする、悪ではなく問題をあきらかにする。
現実をよく知っておられる故の、将来への予想がさもありなんと思われ、その中で大切なことをあぶり出していく丁寧な描写が、やさしくて、容赦なくて、息が苦しくなりそうでした。一つの作品とはとおもえないほど対話的な、壮大な、テーマがたくさん詰まっている作品でした。ドストエフスキーみたいです。
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ストーリー
- 匿名
- 2022/08/15
ナレーション抜群!
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お蔭さまで、面白かったです。
夢の部分も事実だともっと面白かったかな。
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ストーリー
- チャタ
- 2022/08/22
心の葛藤の描写
描写がとても繊細で読んでいてむず痒くなる程だった。長いストーリーだったけれど読み応えはあった。
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ストーリー
- hand1jp
- 2023/12/17
恥という感情への考察には、そうかと得心しました。
登場人物の葛藤を「分人」で説明することに、最初、戸惑いましたが、実際に人間が心の中で起きたことを消化する、頭の中にしこりを持ち続けることを考えると、分人という説明が自然なのではと思うようになりました。
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ストーリー
- amazoner
- 2024/03/27
全然話が入って来なかった これbgm?
あ、なに、ウェルベック風?と聞き続けたが全く刺さらない。俺のディビジュアルのせいなのか!?
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ストーリー
- たろちー
- 2023/03/27
おもしろくなーい
ナレーションは完璧でした。
本当にお疲れ様でした。
以下物語の感想です。
厳密にいうと、途中までは楽しく聴いていました。
しかし残り1/3くらいはほぼエピローグで、退屈な描写がダラダラと続きます。
最後に何かあるかも!?と期待すると見事に裏切られます。
リアリティを追求したのはわかりますが、架空のアメリカの大統領選挙の推移をエネルギーを割いて読み込む理由が私にはありませんでした。
あと、分人分人ディブディブと、何度も繰り返されるのがとても耳障りです。
著者自身が提唱された概念で、それ自体は興味深い概念だと思います。
しかし、物語の中で登場人物がありとあらゆることを分人だのディブという言葉を使い分析するので、違和感が募っていきます。
私には概念の押し売りのように感じてしまいました。
前作「決壊」がとても面白く引き続きこの作品を聴きましたが、費やした時間に落胆しています。
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