『ファンタスティック!漢詩ワールド「李白 第八回 朝廷を追われて」』のカバーアート

ファンタスティック!漢詩ワールド「李白 第八回 朝廷を追われて」

プレビューの再生

Audible会員プラン 無料体験

30日間の無料体験を試す
会員は、20万以上の対象作品が聴き放題
アプリならオフライン再生可能
プロの声優や俳優の朗読も楽しめる
Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数
無料体験終了後は月会費1,500円。いつでも退会できます

ファンタスティック!漢詩ワールド「李白 第八回 朝廷を追われて」

著者: 宇野 直人
ナレーター: 宇野 直人
30日間の無料体験を試す

無料体験終了後は月額¥1,500。いつでも退会できます。

¥600 で購入

¥600 で購入

注文を確定する
下4桁がのクレジットカードで支払う
ボタンを押すと、Audibleの利用規約およびAmazonのプライバシー規約同意したものとみなされます。支払方法および返品等についてはこちら
キャンセル

このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(Android:アプリバージョン2.40以上、iOS:アプリバージョン3.11以上)

<内容紹介>
漢字一つ一つが持つ個性的な形と意味、それらの組み合わせからさまざまにひろがってゆく境地が幻想的でもあり、夢のようでもある「ファンタスティック」な漢詩。

時代背景や作者の境遇を交えた色彩豊かな漢詩の魅力に溢れる講義です。

漢詩は和歌や俳句とともに、永く日本人に親しまれて来た文学形式ですが、漢字ばかりで作られるため、気おくれしてしまう人もおられるようです。
が、そのいかめしい外見から一歩中に入ってみると、まことに多彩で魅力ある世界が現れて来ます。
それは或る種の果物に似ています。西瓜(スイカ)の、あの固い緑色の外皮の中には赤くジューシーな果肉が、また荔枝(ライチ)の、あの固いトゲだらけの、茶色の外皮の中には、丸くて白く、甘い果肉が包まれています。
このシリーズは、漢詩のそのような果実をなるべくわかりやすくお伝えするもので、名作の数々を、時代背景や作者の境遇と合わせてお話ししてゆきます。
漢字一つ一つが持つ個性的な形と意味、それらの組み合わせからさまざまにひろがってゆく境地は、まさしくファンタステイック!と言えるでしょう。

〈第八回 朝廷を追われて〉
玄宗皇帝の朝廷に仕えて二年、李白は宮廷生活のわずらわしさや、周囲の嫉妬や反感に悩み始めます。これは彼の、宮廷人としてはあまりに自由な言動が周囲に違和感を感じさせたことにも一因があったかも知れません、五言古詩「春日 酔起して志を言ふ」は、李白には珍しく自暴自棄の心を強く見せています。

そして天宝三年(744)、44歳の李白はついに朝廷を追われます。追放直後の五言絶句「初めて金門を出で 王侍御を尋ねて遇はず 壁上の鸚鵡を詠ず」には、こと志に反した彼の寂しい心境がよく出ています。

その後、李白は長江に沿って東に向かい、洛陽付近にて、当時33歳の杜甫と出会いました。両人は意気投合し、以後足かけ二年ほど行動を共にします。五言律詩「魯郡の東 石門にて杜二甫を送る」は、杜甫と別れて東魯に赴く際の、惜別の名作です。

<収録作品>
春日酔起言志
初出金門尋王侍御不遇詠壁上鸚鵡
魯郡東石門送杜二甫

<講師:宇野直人(うの・なおと)>
昭和二十九年、東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。現在、共立女子大学国際学部教授。著書に『中国古典詩歌の手法と言語』(研文出版)『漢詩の歴史』(東方出版)『漢詩の事典』(共著、大修館書店)など。平成十九年、NHKラジオ「古典講読――漢詩」講師、平成二十年より同「漢詩をよむ」講師。

(c)2018 Naoto Uno
古典

ファンタスティック!漢詩ワールド「李白 第八回 朝廷を追われて」に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 3.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    1
  • 星4つ
    0
  • 星3つ
    1
  • 星2つ
    1
  • 星1つ
    0
ナレーション
  • 4 out of 5 stars
  • 星5つ
    2
  • 星4つ
    0
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    1
  • 星1つ
    0
ストーリー
  • 3.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    0
  • 星4つ
    1
  • 星3つ
    1
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    0

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。