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ミステリーの書き方

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ミステリーの書き方

著者: 日本推理作家協会 編著
ナレーター: 橋本 英樹、中村 悦子
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このコンテンツについて

ミステリー最前線で活躍する作家43人が惜しげもなく披露する、極秘の執筆作法。作家志望者、ミステリーファン必読の書。 日本推理作家協会 編著  赤川次郎/東直己/阿刀田高/我孫子武丸/綾辻行人/有栖川有栖/五十嵐貴久/伊坂幸太郎/石田衣良/岩井志麻子/逢坂剛/大沢在昌/乙一/折原一/恩田陸/垣根涼介/香納諒一/神崎京介/貴志祐介/北方謙三/北村薫/北森鴻/黒川博行/小池真理子/今野敏/柴田よしき/朱川湊人/真保裕一/柄刀一/天童荒太/二階堂黎人/楡周平/野沢尚/法月綸太郎/馳星周/花村萬月/東野圭吾/福井晴敏/船戸与一/宮部みゆき/森村誠一/山田正紀/横山秀夫

©日本推理作家協会 (P)2018 Audible, Inc.
文学史・文学批評

ミステリーの書き方に寄せられたリスナーの声

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ストーリー
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より詳細なチャプター分けをしたら★5

ミステリーに限らず全ジャンルの小説家志望の人はもちろんミステリー好き、小説好きの読者も楽しめる良書です。
小説の書き方として勉強になる示唆も多いが、How to本としてよりはまずエッセイとして全体を一読して、それから気になるトピックや作者に戻って再読する形がお勧め。
各章の最初(か最後)に有効回答数130前後の各作家へのアンケート結果のまとめが挿入されているが、この項目が目次に反映されていないのが不便。是非改善をお願いします。

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ハウツーではなく作家のエッセイ集

書籍は未読だった(存在も知らなかった)ので興味を持って聴き始めた。
昔から親しんでいる作家さんから、数冊読んだ程度、名前だけは知っているという作家さんまで幅広く、寄稿もあればインタビューもある。
作家さんへのアンケート結果もあり、とても面白い。
ナレーションについても聴きやすく、ストレスは感じない。

しかし、である。

本書の構成が複雑すぎるため、耳で聴いているだけでは、これから何が始まるのかがわかりにくい。
例を挙げるなら

●各作家の寄稿文やインタビューの前に、語っていることのテーマが質問形式で、しかも参照できるように番号付きで羅列される。これが意味不明である上に、人によってはやたらと長い。朗読では省略しても良いのではないか?

●希に書籍からの引用が入る。該当書籍のタイトルや該当ページぐらいなら良いが、本文が丸ごと挿入されていると、その切れ目がわからない。書籍版なら字体を変えるなどするのだろうが、朗読版でも「以下引用」ぐらいの付け足しがあってもいい。

●インタビュー形式で掲載されている(聞き手が存在している)場合に、ナレーションの口調は変えてはいるが、聞き手なのか語り手なのかが一瞬混乱する。もう少し間を空けてもらいたい。

「ミステリーの書き方」という意味では不満もあるが、好きな作家の創作方法、と捉えれば良書であるが、中にはあまり好きではない作家もいるため、これは書籍で読むべきものだろう。
加えて、オーディオ化する場合には「ただ読み上げる」のではなく、耳で聞いてわかるような追加・省略の工夫が求められると感じた。

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想像以上にタメになる本だった。

好きな作家もいろいろ悩んでいるのだとこの本を通して思った。文字を書き続けること。その言葉はとても響いた。

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これは凄い……

私は作家志望者ではなく、もっぱら読む側ですが、それぞれの小説家がどのような手法や考え方で作品を作り上げているのかという、軽い興味本位で購入してみました。

ところが、、、

いやはや、これは凄い。これだけの錚々たる面々が、ここまで手の内を公開するとは。

私の好きな小説家も何人か登場しているのですが、驚きの連続。思わず「え?マジ?」と声が出てしまった瞬間も多々。例えばプロット。小説を書く上でプロットは必ず作成するものだと思っていたのですが、プロットを作らない作家がこれほどいるのかという驚きに加え、綿密なプロットを土台として書かれた作品だと思っていたものが、実はプロット無しで書かれていたという衝撃。はてまた作家それぞれ人称や視点の使い方やルールの違い。さらには有名シリーズの誕生秘話や、作品への向かい方などなど。

小説家を志す人は必読しておくべきだと思いますが、書く側だけでなく、読む側もこれは一聞に値すると私は思いました。

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色々な作家の日常が垣間見られる

結局、たくさん読んでたくさん書くという以外は作家になる方法はないということを長い時間かけて聞かせられる作品。
ただ、作者それぞれの内面がわかって、そこは面白かった。
長い文章の項目はほとんど冗長なだけで無駄。
短い項目は勉強になる部分が多かった。

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