『今、出来る、精一杯。』のカバーアート

今、出来る、精一杯。

(小学館)

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今、出来る、精一杯。

著者: 根本 宗子
ナレーター: 根本 宗子
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このコンテンツについて

【著者本人朗読】東京都三鷹市のスーパーマーケット「ママズキッチン」で働く人々は皆どこかヘン。しかしもっとおかしいのは毎日この店を訪れ「お弁当をタダでくれ」を叫ぶ車椅子に座る女だった……「演劇界の異才」が届ける初小説!

©2022 Nemoto Shuko (P)2022 Audible, Inc.
現代文学

今、出来る、精一杯。に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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私もいろいろ言いたくなった

このスーパーに勤めるのは嫌だとか、濃すぎる人間関係は嫌だとか言いたいことがいろいろ出てきた。
でも、一番心に刺さったのは、私も車イスの方に対して見えてないように振る舞っていた事です。その振る舞いは正しくて、自分を良い人、良識ある人だと思っていました。こういう態度は直そうかなと思いました。
作者の読者に感じてほしいことはなんなのかなあと考えました。

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孤独に打ちひしがれている人に響く

孤独を怖れ、他人に依存するキャラクターしか出てきません。
なので、「寂しい→だからそばにいて」と強く求めるやりとりに感情移入できるかで評価が大きく変わります。

主役が入れ替わり、マルチ視点で心情や距離感が解き明かされていく。それがどのように一つに収束(≒終息)していくのか気になる小説。

しかし、“演劇界の異才”の肩書に期待したが、「寂しいから手を握って」とか「(思考停止で)気持ち悪っ」ってな表現が複数人の口から数回出てきて、表現の単調さを感じてしまった。
また、“登場人物皆どこか変”ってのがウリのわりに、全員単に「孤独」を恐れているだけ。+αそれぞれ1つのことに固執(性欲、復讐、奉仕etc)させることで個性を出している。“掴みどころのなさ”みたいな「変」を求めていると低評価になる。

自我をねじ曲げてまで他人依存する人たちの物語。物心ついたときからオンライン環境下におかれ、他者と常時つながっているのがデフォルト層(Z世代・α世代)向けなのかも?それなら、同調志向で各キャラの言葉のチョイスや行動パターンが似たりよったりなのも頷ける。

ナレーションは著者本人なので感情はこもっているんだろうが、もっと明確な声の使い分けがあると嬉しい。似た年齢層の女性が入り乱れる展開なので。(3.5倍速での感想)

【余談】
もし本書の設定におもしろさを感じたかたは以下がおすすめ。(いずれもaudible聴き放題)
舞台が「登場人物みんな変」ってな女性メインの職場→住野よるさんの「麦本三歩の好きなもの」
マルチ視点でどう収束していくかを楽しみたい→伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」、「マリアビートル」

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人の、自分の面倒くささ、

特にラストのたたみ込みが、凄い。登場人物、皆んな面倒臭くて、愛おしい。自分の面倒くささも、許せる様な気持ちになりました。自分を愛せないのは、目の前の事から目を逸らしているからなのか、不器用でもそれを認める事からと、思わせてくれる作品。作者の朗読も秀逸。根本さんのお芝居も是非、観たい!

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「ことばにできる」ことは凄い

ありがちな現代劇のようにも感じるけれど、著者によるナレーションということもあるのか真実味がより一層感じられて「ことばにできる」というのは凄いことだなと感じた。

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私は好きだけど

好みがめちゃくちゃ分かれそうな作品でした。

みんな何かしら心に閉じ込めて生きてる、でも閉じ込めきれず心の穴ぼこを何かで埋めようとしてしまう。

途中、気持ち悪くなるけどでも心に響くものがありました。

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こわい、でも

心を持っていかれる
タイトルでは、わからない
引き込まれました。
でも、怖かった

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それぞれの想い

一つのスーパーの舞台に登場する人の人間模様を細かく描写しています。それぞれの人の想いが交差していくのだけど、一人として完璧な人などいなくて、どこかに欠点を抱えながら、それを補おうと試行錯誤していっているのがわかります。
この作品を読んで、現代に生きるのは辛いことだと感じる。その中でもがきながら人との繋がりを求めていくのでしょう。

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悪い意味でのリアル

若干三名以外全員クズ。ある程度社会との関わり合いを持って生きていれば知り合ってしまう、「話の通じない人」の描き方がリアル。終盤、怒涛のように点と点が線で結ばれるのは良かったです。

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カオスな職場(笑)

小笠原さんが諸悪の根源?
それにしても利根川さんのような人が職場にいたらどうしたらいいのか…。やばい人の描き方がリアルで、無駄にそんな心配をしてしまった。
脚本家であり女優でもある作者本人の朗読ということもあって、一人ひとりのキャラクターがよく伝わった。

オーディブルの難点は漢字が分からないところ。特に登場人物の漢字の名前が分からないのは、わたしにとっては大きな問題。その点本作はチャプターが登場人物の名前になっているので、漢字が分かる上に分かりやすいのでよかった。

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リアルすぎて不評なのだろうか

話し言葉も自然な現代の言葉で、内容もあるある満載で素晴らしい。
私は車椅子の子の気持ちが一番共感した。

私は一応夫がいるが、毎日毎日、この子が、スーパーの裏で叫んだときの気分で過ごしている。

毎日、「不幸じゃないんだよ」と説得されるが、私は一生これを抱えて生きるのだ。いつも本当を我慢して、体を隠して生きるのだ。気分が明るくなるわけがない。

不可抗力、または悪意により一生背負う何かが、気分を暗くさせないはずがないし、おかしくなっても当然なのだが、

それはそれ、これはこれ。
今暗くなる必要はない

と人は言う。
そういう問題ではない。



と、バットをフルスイングして後頭部をぶち抜くような爆発的なリアルさで、いわゆる普通人に解らせてくれる期待を持てる内容でよかった。

リアルすぎて、渦中の人と近い場所の人間には気分を害したのかも。だから星少ないのかな。

好き嫌いを置いておいても評価できる作品だと思うけども。

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