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  • 坂の途中の家

  • 著者: 角田 光代
  • ナレーター: 間瀬 凜
  • 再生時間: 16 時間 42 分
  • 4.4 out of 5 stars (243件のカスタマーレビュー)

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坂の途中の家

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あらすじ・解説

最愛の娘を殺した母親は、私かもしれない。虐待事件の補充裁判員になった里沙子は、子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、いつしか彼女の境遇に自らを重ねていく。社会を震撼させた虐待事件と〈家族〉であることの光と闇に迫る心理サスペンス。
(C)2016 Mitsuyo KakutaPublished in Japan by Asahi Shimbun Publications Inc.

坂の途中の家に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    137
  • 星4つ
    72
  • 星3つ
    25
  • 星2つ
    5
  • 星1つ
    4
ナレーション
  • 4 out of 5 stars
  • 星5つ
    101
  • 星4つ
    77
  • 星3つ
    31
  • 星2つ
    11
  • 星1つ
    8
ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    131
  • 星4つ
    63
  • 星3つ
    23
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    7
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核家族で子どもを育てたことのある女性は胸を突かれるのでは?

聞き始めは冗長な感じが好めず、一度削除したのだが、なぜがやはり気になってまたダウンロードした1品。ありがたいことに私の育児は無事にほぼ終了に近いところにいるが、それは単なる幸運(偶然)だっただけなのかもしれないと思わされた。私の夫も義母も、作中の人物のタイプではないが、それでも彼らや、その周囲の登場人物たちのセリフに思い当たることがありすぎ、さらにそれをうまく他人には説明できないという点においても思い当たることがありすぎ、知らず涙しながら聞いている瞬間があった。この状況に多くの章を割いているため、共感を得られない人にはつまらないかもしれないが、子育て中の女性なら感じるところが多々あるはず。育児中の主婦の視点でストーリーが進んでいくが、ただ、14章については、今の日本人すべてに言えることなのでないのか。主人公は最後、その壁を突破できて物語は終わっているが、一体今の日本人で15章の境地までたどり着ける人がどれほどいるのか。考えさせられた。一つ明らかなのは、電車やバスでぐずっている子どもをかかえている母親を見かけたら、周囲は笑いかけてあげるべきだということだ。

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女性なら感じたことのある世界です

女性には一度は経験する男性への思い。
また、小さなお子さんと生活されている方には是非!

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モラハラについて

モラルハラスメントと言う曖昧なそして枠がない物事を忠実に再現している物語だと感じました。重くツラい内容だけどきっと主人公のように自分を見つめ直すことが出来ないとモラハラからは抜け出せないのだと思います。

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    1 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

ナレーション

ナレーションが文節ブツ切りに聞こえて意味が理解しにくかった。
ストーリーには引き込まれたので読み方が残念でした。

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イライラした

主人公の年代より更に10年以上前にほぼワンオペ育児をした身でも、
「夫に知られたくない」「夫に見下されている」
という彼女の気持ちには全く同調できないどころか、かなりイライラした。「何故夫婦で話し合えないのか、意思の疎通をしないで家庭を営む事ができるのか?」という疑問ばかりが空回りした。地方の出身でもなく、実家の助けもあった私だから?それだけではない。
裁判に参加した事で彼女に新しい視点ができた事は喜ばしいが、私よりはるかに昔の世代の話のように思えた。

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いや〜、わかるな〜。

言ってる本人は傷つけるつもりもないけれど
何気ない一言で人を傷つける。
どっちにもなり得る。
傷つける愛ってどうかと思うけど、わかる。

内容暗いけど、心理描写が面白かった。

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    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

子育ての罠?に掛かる普通の母親たちを描いているような…

人間の怖さ、愚かさがあぶり出されているような作品。犯罪の方もそうだけど、主人公の夫婦関係が、まさに人間の弱さかもしれない。
ナレーションが、はきはきとしていて、聴きやすくて、オーディブルだったから読了できたと思う。

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おもしろかった

子育てをしたことがない私ですが、最後まで色々考えさせられました。

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自分と重なりました

素直に子供と向き合いたいのに一番気になるのは夫や義親の評価や考え。そして実母

との関係、それらを見事に代弁してもらえてありがたい思いがしました。冷静なナレーションに励まされました。

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    4 out of 5 stars
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    1 out of 5 stars
  • ストーリー
    4 out of 5 stars

よく分かるのでイラつく

周りからの何気ない言葉に、子育て中のお母さんが傷つき、悩み苦しむ様がよく分かる。年配女性の裁判員がしたり顔で決めつけるような物言いをするのも、本当にイラついた。
ちょっと最後の方、冗長で疲れたけれど、角田さんの観察眼、共感力、筆致に脱帽。
他の方も言われているが、ナレーションが苦手。声質が落ち着かない。ただ、小さな子が泣いたり騒いだりしている時の音量を抑え気味に表現しているのは、イヤホン派の自分にとってありがたかった。たまに、ものすごい音量で本当に叫ぶナレーターがいて、びっくりするから。

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