『奇巌城 アルセーヌ・ルパン』のカバーアート

奇巌城 アルセーヌ・ルパン

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奇巌城 アルセーヌ・ルパン

著者: モーリス・ルプラン
ナレーター: 神尾 佑
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このコンテンツについて

『奇巌城』は、モーリス・ルブランの1909年発表のアルセーヌ・ルパンシリーズの一篇である。名作「813」と並んでルパン・海シリーズ最高傑作との呼び声が高い。ある日、殺人事件が発生した。事件の影に、伝説的怪盗アルセーヌ・ルパンの影が…。高校生探偵イジドール・ボートルレは次々に謎を解き、ルパンの足取りを突き止めてゆく。そして思いも拠らぬ結末が……。(C)青空文庫(C)青空文庫 ホラー ミステリー

奇巌城 アルセーヌ・ルパンに寄せられたリスナーの声

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面白かった

一つ気になるのは、話がフランスが舞台なのに、表紙の写真(城)がどう見ても中国か日本の物に見える事。物語のイメージとかけ離れてしまうので、変更した方がよいと思う。

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古典・・・???

なのは理解しているが、もう少し翻訳をなんとかして欲しい。ボランティアだからというのは本来言い訳にならない。古典はこんなものかと思われたら著者も気の毒。ナレーターも違和感半端なかったろうなぁ〜。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

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古典的名作が台無しに

子供の頃に読んだルパンシリーズは南洋一郎だったので、本来の翻訳とのあまりの違いに手が伸びずにいた。今回、せっかくなので聴いてみようと思ったのだが、語りのお粗末さに驚いた。こんなに低いクオリティに出会ったのはAudibleで3回目である。

物語については国も時代も違うので、どうしても違和感が拭えない。主人公のアルセーヌ・ルパンについても、孫の活躍しか知らない人にとっては、とても意外に感じるだろう。
それでも二転三転する展開には惹きつけられる。

さて、ナレーションの話だが、まとめて言うと、棒読み、間が悪い、つっかえつっかえ、カタカナが読めない、漢字が読めない、朗読のスピードが文でまちまち、である。声質以外に良いところはまるでない。

個人的には朗読に演技力や声色の使い分けは求めないのだが、それにしても酷かった。

とは言え、フランス地名と人名の発音に戸惑い、時代がかった台詞回しに困惑している様子がだんだんと楽しくなり、漢字の大胆な読み間違いに至っては「間違い探し」をしているかのような喜びさえ感じ始め、結局最後まで聞いてしまった。
何かにハマってしまったようだ。

ただこの人を再び聴こうとは流石に思えない。

ちなみに大胆な読み間違いから二点だけ紹介すると
「文字」を「もんじ」
「石膏」を「せきこう」
なかなか出来ない間違えである。

他にもキリスト教国であるにも関わらず「礼拝堂」を「らいはいどう」と何度も読んでいたが、これは違和感を感じていながら自信がなく、ネットで調べた結果として一般的には間違いとされることがわかった。
新しい知識が得られたので感謝である。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

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