実説 城谷怪談 撰集五十七
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「B106号室」(34分)
時は1986年。当時某大手メーカーに就職したばかりの博さんは寮に住むことになった。
門限もないし、写真で見せてもらった時には綺麗な部屋だったが、実際には湿気が酷く、畳は破れ、壁には黒カビが浮いているという散々なありさまだった。
引っ越しの挨拶に出向くとB棟の106号室が空き室で新居のように綺麗だったので部屋を交換してもらおうと申し出たのだが...。
「五山の送り火」(20分)
体験者の女性が2011年の夏、京都の有名な五山の送り火を見に出かけたときのこと。
ブロガーでもあるめぐみさんは写真を撮りながら進んでいたのだが、一緒に歩いていた夫が気付けばスタスタと随分前を行っている。いつもなら待ってくれるのに…と思い追いかけるのだが間は一向に縮まらない。
やがて背後から子供の足音が聞こえて道を譲ろうとしたとき、彼女の手を小さな手がきゅっと掴むのだった。
「間引きの部屋」(23分)
川上さんという女性が生まれて間もない頃の話。
出産時は相当な難産で、医者から将来何らかの障害が出ることを覚悟してほしいと伝えられ、母は意気消沈、ショックのあまり半ば育児放棄に近い状態になってしまう。
祖母が全面的に子育てをバックアップしてくれることになったのだが、この時寝かされていた子供部屋が実は恐ろしい場所だった。
「料理旅館 真夜中の宴」(19分)
今から4年前、アリカさんはご両親と愛犬と連れだってとある老舗の料理旅館に泊まりで旅行に出かけた。
大正3年創業の旅館は趣深い宿が林立しており、一棟を丸々利用して宿泊するタイプだった。おいしい料理と、お湯を楽しんで床に就いた深夜、ふと奥にある床の間のあたりに人の気配が。
そして枕元のケージの中でおとなしく寝ていた愛犬がウー...と低くうなり始めた。©2020 Wataru shirotani
実説 城谷怪談 撰集五十七に寄せられたリスナーの声
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ナレーション
ストーリー