『小川未明 「赤いろうそくと人魚」』のカバーアート

小川未明 「赤いろうそくと人魚」

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小川未明 「赤いろうそくと人魚」

著者: 小川 未明
ナレーター: 中山 依里子
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このコンテンツについて

北の暗く寂しい海に子を宿した女の人魚が棲んでいた。子どもには明るく優しい人間の町で暮らしてほしいと考えた人魚は、海辺の町にある神社で子どもを産み落とすことに決めた。神社のふもとにあるろうそく屋の老夫婦に拾われた人魚の子は、大切に育てられて、誰の目にも美しい娘に成長した。娘が店のろうそくに赤い絵を描くとたちまち評判となった。またそれを神社に納めると無事故のお守りになるとの噂が広まり、ろうそく屋と神社の評判はますます高まった。しかしある時、大金に心を奪われた老夫婦は、人魚の娘を南国の香具師(行商人)に売ってしまい、悲しむ娘は真赤に染めたろうそくを残して連れて行かれた。その夜、不気味な女が赤いろうそくを買っていった。するとたちまち海は荒れ、娘を乗せた香具師の船は沈んでしまった。その後、毎晩神社に灯る赤いろうそくは死を招く不吉と言われ、神社は鬼門として忌み嫌われ、数年後には町も滅びてしまった。(C)Pan Rolling 文学・フィクション 童話・民話・神話

小川未明 「赤いろうそくと人魚」に寄せられたリスナーの声

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紙芝居で読んだ思い出の作品

小学生の時、紙芝居で読んで、なんて人間は勝手なんだと感じて記憶に残った。改めて聞いてみても、やはり切ない。

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