Audible会員プラン登録で、20万以上の対象タイトルが聴き放題。

  • 愚か者の石

  • (小学館)
  • 著者: 河崎 秋子
  • 再生時間: 11 時間 15 分

Audible会員プランの聴き放題対象タイトル(お聴きいただけるのは配信日からとなります)

お聴きいただけるのは配信日からとなります。
会員登録で、20万以上の対象作品が聴き放題に。アプリならオフライン再生も可能。
Audibleでしか聴けない本や、ポッドキャストも多数
この作品は未配信のタイトルです。配信日以降にライブラリーに追加し、お楽しみください

愚か者の石

著者: 河崎 秋子
会員登録し、配信日に聴く

無料体験終了後は月額¥1,500。いつでも退会できます。

¥3,500で今すぐ予約注文する

¥3,500で今すぐ予約注文する

下4桁がのクレジットカードで支払う
ボタンを押すと、Audibleの利用規約およびAmazonのプライバシー規約同意したものとみなされます。支払方法および返品等についてはこちら
activate_samplebutton_t1

あらすじ・解説

明治18年初夏、瀬戸内巽は国事犯として徒刑13年の判決を受け、北海道の樺戸集治監に収監された。同房の山本大二郎は、女の話や食い物の話など囚人の欲望を膨らませる、夢のような法螺ばかり吹く男だった。明治19年春、巽は硫黄採掘に従事するため相棒の大二郎とともに道東・標茶の釧路集治監へ移送されることになった。その道中で一行は四月の吹雪に遭遇する。生き延びたのは看守の中田、大二郎、巽の三人だけだった。無数の同胞を葬りながら続いた硫黄山での苦役は二年におよんだ。目を悪くしたこともあり、樺戸に戻ってきてから精彩を欠いていた大二郎は、明治22年1月末、収監されていた屏禁室の火事とともに、姿を消す。明治30年に仮放免となった巽は、大二郎の行方を、再会した看守の中田と探すことになる。山本大二郎は、かつて幼子二人を殺めていた。「なあ兄さん。石炭の山で泣いたら黒い涙が出るのなら、ここの硫黄の山で涙流したら、黄色い涙が出るのかねえ」
©2024 Akiko Kawasaki (P)2024 Audible, Inc.

愚か者の石に寄せられたリスナーの声

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。