旅する火鉢
カートのアイテムが多すぎます
カートに追加できませんでした。
ウィッシュリストに追加できませんでした。
ほしい物リストの削除に失敗しました。
ポッドキャストのフォローに失敗しました
ポッドキャストのフォロー解除に失敗しました
Audible会員プラン 無料体験
-
ナレーター:
-
寺川 府公子
-
著者:
-
高樹 のぶ子
このコンテンツについて
本作の“主役”は、作家が生まれた頃から慣れ親しみ、今も所有している一つの火鉢。日露戦争で中国大陸に出兵した祖父が入手したらしい有田焼の火鉢は、姿形を変えぬまま、およそ百年を生き抜いてきた。火鉢には、江戸時代の旅人たちが描かれていた。現在の山口県防府市で地主の惣領として生まれながら祖父は学問を志して東京へ出て、大学を卒業すると、徒歩で郷里に帰ったという。祖父は、火鉢に描かれた旅人に興趣を覚えたのではないか? 不動の火鉢に、作家は有為転変の来歴を与え、「旅する火鉢」に想いを馳せる。© NobukoTakagi (P) 2016 Audible, Inc.
こちらもおすすめ
-
夢の罠
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 寺川 府公子
- 再生時間: 1 時間 1 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
作家本人と思しき女性が、オーロラ見物と白夜体験のため、真冬と初夏の二度、アラスカを訪ねる、という筋立ての短篇。二月はマイナス30℃近く、ブリザード(猛吹雪)が来れば、遭難しかねず、反対に30℃近くに達する夏は一転、植物の色彩で溢れるが、油断をすると凍土に足をとられ、身動きできなくなる。そんな極地で、作家は「ウルフトラッパー」を名乗る日本人男性と出会う。
「ウルフトラッパー」は、先住民の中でも特に狩に秀でたアサバスカ族から送られた尊称で、狼を銃で撃つのではなく、罠、つまり知恵で捕らえる賢者を指す。年齢不詳、一人でテント生活をしているらしい男に、作家は徐々に親しみを覚えてゆく。謎めいた男が明かす極地の真実、また“五感の訓練”とは? フィクションの愉楽に満ちた逸品。
著者: 高樹 のぶ子
-
私が愛したトマト
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 寺川 府公子
- 再生時間: 57 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
作家を思わせる語り手の女性が、人生の折々に鮮烈に現われたトマトとの関わりを追想する、という趣向の短編。幼い頃、科学者だった父親と二人で出かけた地元近くの海水浴場に浮かんでいたトマト。「おばあちゃん」になった今では、猛暑のなか、孫が止めるのにも耳を貸さず、アーチ状の「トマトの林」を丹精込めて育てている。こうしたトマトはいったいどこからやってきたのか?
語り手にとってトマトは、男たちとの交際の記憶を幼時に齧った折の青ぐささと共に甦らせる不思議な存在だ。学生時代、初めてキスし、交わった男は農業大学の研究生。アステカ族が住む地域でトマトの原種を育成研究するため、「私」のもとを去り、メキシコへ渡った。一個のトマトをベッドに残して……。
南米アンデス山脈原産のトマトは、大航海時代にイタリア半島にもたらされたが、毒性が恐れられ、当初は観賞用だったとされる。「黄金の果実」を巡って、作家の奇想が冴えわたる作品。
著者: 高樹 のぶ子
-
ポンペイアンレッド
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 寺川 府公子
- 再生時間: 1 時間 1 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「深紅よりもっと鮮やかな朱赤」と描写される“ポンペイアンレッド”の椅子をモチーフにした幻想譚。
小雨の降る四月、還暦の誕生日を一週間後に控えた語り手の女性のところに、家具店からお探しの商品が漸く見つかったと、電話が入る。360度回転し、リクライニングを倒すと180度水平になる本革製の椅子。最も難しい条件が色の指定で、どうしてもポンペイアンレッドでなければならなかった。強く輝き、その強烈さゆえ座る人間を体内から崩壊させるような赤い椅子に、「私」はこの先の人生を託す意気込みなのだ。生憎、現物はなかったものの、革素材と写真を確かめ、即決で購入を決めた。
椅子が届いて数日後、すっかり満足した「私」のところに、一通のダイレクトメールが届く……。時空を超えて官能の世界へと誘う怪しげな赤がとりわけ印象に残る佳編。
-
-
官能的
- 投稿者: kips 日付: 2023/11/24
著者: 高樹 のぶ子
-
透光の樹
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 小川 道子
- 再生時間: 7 時間 19 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「心に決めてたんです…わたし、郷さんの娼婦になるって」25年ぶりに出会った男と女。打算と情熱、わきあがる愛と悲しみ。奔流に押し流されるように逢瀬を重ねる二人。しかし・・・ 第35回谷崎潤一郎賞を受賞。
-
-
Gの中のC
- 投稿者: 宇宙のかけら 日付: 2024/02/13
著者: 高樹 のぶ子
-
wisの高樹のぶ子 01「湖底の森」「午後のメロン」
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: wis
- 再生時間: 1 時間 33 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
【解説】 現代小説の名手、高樹のぶ子の短編の名作を2編。「午後のメロン」では、母の死をきっかけに雪子の遠い記憶が蘇る。初恋だった担任の先生、校庭での事故、治療、薬、先生の訪問――。 遠い“午後の記憶”が、一本のネッカチーフに手繰り寄せられて行く・・・。 「湖底の森」は、母久美を拒絶できない自分を葬るように然別湖の旅館の主になった吉岡が主人公。火山の噴火に堰き止められ特別な進化を遂げた湖には、今も深い「湖底の森」が広がる。海に帰れなくなったオショロコマと、吉岡。その湖に生きる宿命(さだめ)とは…。 【朗読】wis ※透明感と落ち着きのある声で親しまれている女性朗読家です。
-
-
私が高樹のぶ子作品に魅せられるきっかけになった作品
- 投稿者: KT 日付: 2024/08/15
著者: 高樹 のぶ子
-
夢の罠
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 寺川 府公子
- 再生時間: 1 時間 1 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
作家本人と思しき女性が、オーロラ見物と白夜体験のため、真冬と初夏の二度、アラスカを訪ねる、という筋立ての短篇。二月はマイナス30℃近く、ブリザード(猛吹雪)が来れば、遭難しかねず、反対に30℃近くに達する夏は一転、植物の色彩で溢れるが、油断をすると凍土に足をとられ、身動きできなくなる。そんな極地で、作家は「ウルフトラッパー」を名乗る日本人男性と出会う。
「ウルフトラッパー」は、先住民の中でも特に狩に秀でたアサバスカ族から送られた尊称で、狼を銃で撃つのではなく、罠、つまり知恵で捕らえる賢者を指す。年齢不詳、一人でテント生活をしているらしい男に、作家は徐々に親しみを覚えてゆく。謎めいた男が明かす極地の真実、また“五感の訓練”とは? フィクションの愉楽に満ちた逸品。
著者: 高樹 のぶ子
-
私が愛したトマト
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 寺川 府公子
- 再生時間: 57 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
作家を思わせる語り手の女性が、人生の折々に鮮烈に現われたトマトとの関わりを追想する、という趣向の短編。幼い頃、科学者だった父親と二人で出かけた地元近くの海水浴場に浮かんでいたトマト。「おばあちゃん」になった今では、猛暑のなか、孫が止めるのにも耳を貸さず、アーチ状の「トマトの林」を丹精込めて育てている。こうしたトマトはいったいどこからやってきたのか?
語り手にとってトマトは、男たちとの交際の記憶を幼時に齧った折の青ぐささと共に甦らせる不思議な存在だ。学生時代、初めてキスし、交わった男は農業大学の研究生。アステカ族が住む地域でトマトの原種を育成研究するため、「私」のもとを去り、メキシコへ渡った。一個のトマトをベッドに残して……。
南米アンデス山脈原産のトマトは、大航海時代にイタリア半島にもたらされたが、毒性が恐れられ、当初は観賞用だったとされる。「黄金の果実」を巡って、作家の奇想が冴えわたる作品。
著者: 高樹 のぶ子
-
ポンペイアンレッド
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 寺川 府公子
- 再生時間: 1 時間 1 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「深紅よりもっと鮮やかな朱赤」と描写される“ポンペイアンレッド”の椅子をモチーフにした幻想譚。
小雨の降る四月、還暦の誕生日を一週間後に控えた語り手の女性のところに、家具店からお探しの商品が漸く見つかったと、電話が入る。360度回転し、リクライニングを倒すと180度水平になる本革製の椅子。最も難しい条件が色の指定で、どうしてもポンペイアンレッドでなければならなかった。強く輝き、その強烈さゆえ座る人間を体内から崩壊させるような赤い椅子に、「私」はこの先の人生を託す意気込みなのだ。生憎、現物はなかったものの、革素材と写真を確かめ、即決で購入を決めた。
椅子が届いて数日後、すっかり満足した「私」のところに、一通のダイレクトメールが届く……。時空を超えて官能の世界へと誘う怪しげな赤がとりわけ印象に残る佳編。
-
-
官能的
- 投稿者: kips 日付: 2023/11/24
著者: 高樹 のぶ子
-
透光の樹
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 小川 道子
- 再生時間: 7 時間 19 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「心に決めてたんです…わたし、郷さんの娼婦になるって」25年ぶりに出会った男と女。打算と情熱、わきあがる愛と悲しみ。奔流に押し流されるように逢瀬を重ねる二人。しかし・・・ 第35回谷崎潤一郎賞を受賞。
-
-
Gの中のC
- 投稿者: 宇宙のかけら 日付: 2024/02/13
著者: 高樹 のぶ子
-
wisの高樹のぶ子 01「湖底の森」「午後のメロン」
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: wis
- 再生時間: 1 時間 33 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
【解説】 現代小説の名手、高樹のぶ子の短編の名作を2編。「午後のメロン」では、母の死をきっかけに雪子の遠い記憶が蘇る。初恋だった担任の先生、校庭での事故、治療、薬、先生の訪問――。 遠い“午後の記憶”が、一本のネッカチーフに手繰り寄せられて行く・・・。 「湖底の森」は、母久美を拒絶できない自分を葬るように然別湖の旅館の主になった吉岡が主人公。火山の噴火に堰き止められ特別な進化を遂げた湖には、今も深い「湖底の森」が広がる。海に帰れなくなったオショロコマと、吉岡。その湖に生きる宿命(さだめ)とは…。 【朗読】wis ※透明感と落ち着きのある声で親しまれている女性朗読家です。
-
-
私が高樹のぶ子作品に魅せられるきっかけになった作品
- 投稿者: KT 日付: 2024/08/15
著者: 高樹 のぶ子
-
蔦燃
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 小川 道子
- 再生時間: 5 時間 30 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
はじまりは復讐からだった―—女と、その夫の異母弟、異母弟の母・・・ 暗い情動と、満ち足りたエロス。豊かな感性と深い洞察力に満ちた、官能の世界。
-
-
ナレーション
- 投稿者: はなちゃん 日付: 2023/07/28
著者: 高樹 のぶ子
-
或る女
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: 槙 ひととき
- 再生時間: 36 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
【林芙美子】貧しい現実を描写しながらも、夢や明るさを失わない独特の作風。代表作に「放浪記」「清貧の書」「晩菊」などがある。何度も映画化、テレビ化、舞台化されている。
著者: 林 芙美子
-
水仙
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: 相本 由美子
- 再生時間: 50 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
〈花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき〉 うつくしく、なのに、いや、だからこそ踏みにじられ苦しむ花。つかれはてた女、そして男。慈しみを込めて描かれた端正な佳作。
著者: 林 芙美子
-
白鷺
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: 相本 由美子
- 再生時間: 1 時間 58 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
〈花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき〉 うつくしく、なのに、いや、だからこそ踏みにじられ苦しむ花。つかれはてた女、そして男。慈しみを込めて描かれた端正な佳作。
-
-
戦前の東京の庶民階級の一人の美貌女性の波瀾万丈の物語
- 投稿者: ツリーハウスの住人 日付: 2024/09/25
著者: 林 芙美子
-
光抱く友よ
- 著者: 高樹 のぶ子
- ナレーター: 小室 まゆ美
- 再生時間: 5 時間 31 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大学教授を父親に持つ、引っ込み思案の優等生・相馬涼子。アル中の母親をかかえ、早熟で、すでに女の倦怠感すら漂わせる不良少女・松尾勝美。17歳の二人の女子高生の出会いと別れを通して、初めて人生の「闇」に触れた少女の揺れ動く心を清冽に描く芥川受賞作。他に、母と娘の間に新しい信頼関係が育まれていく様を、娘の長すぎる髪を切るまでの日々のスケッチで綴る「揺れる髪」等2編。
「光抱く友よ」
「揺れる髪」
「春まだ浅く」
-
-
ナレーターの声
- 投稿者: SAM 日付: 2022/06/07
著者: 高樹 のぶ子
-
「下町」「旅情の海」-Wisの朗読シリーズ(63)-“終戦の夏”に読みたい小品選(1)
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: wis
- 再生時間: 1 時間 41 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「下町」は、終戦後、良人がシベリア抑留からまだ戻らないリヨが、幼い子供を連れてお茶の行商する際に知り合った気さくな鶴吉との交情を描く。休暇の日、浅草に3人で遊びに行ったところ、急な雨で宿屋に泊ることになったのだが・・・。「旅情の海」は、人柄が良く前向きな「民間飛行家の志田さん」に焦点を当てたもの。自分で作った飛行場を軍に接収されたことを契機に旅に出た時に出会った、終戦で親に捨てられた純真な少年に心打たれ、彼を引き取ることなった・・・。ともに、戦争と平和について考えさせる小品の佳作。
著者: 林 芙美子
-
わくらば/やどろく
- 著者: 三浦 哲郎
- ナレーター: 深沢 彩子
- 再生時間: 1 時間 7 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
(わくらば) 短篇集モザイクの表題作。信州八ヶ岳の山麓では、8月の半ばを過ぎると急に大気が冷え冷えとして、 まず白樺の梢から黄ばんだ“わくらば”が降りはじめる。 ふと手にした“わくらば”からよみがえってきたのは、父の記憶だった。 (やどろく) 北海道の山奥へ嫁ぐ娘を送りながら、結婚には納得済みだったはずなのに・・・。 やどろくの揺れる心を描く。
-
-
しみじみ温かい物語
- 投稿者: sea 日付: 2024/07/24
著者: 三浦 哲郎
-
おぼしめし/そいね
- 著者: 三浦 哲郎
- ナレーター: 深沢 彩子
- 再生時間: 51 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
若いころ牧師館に雇われたことのある いせ婆さんは「これも神様のおぼしめしだえせ。何事も神様のおぼしめしだすけにな」が口癖になっていた・・・(おぼしめし) 米どころの温泉場で、巴は70才以上の老人客との「添い寝」を仕事にしていた・・・(そいね)
著者: 三浦 哲郎
-
じねんじょ/とんかつ
- 著者: 三浦 哲郎
- ナレーター: 相本 由美子
- 再生時間: 35 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
北陸の小さな旅館に母と息子の泊り客、息子は明日大本山に入門するという。「今夜は何かお好きなものを作りましょう」と尋ねると「んだら、とんかつにして頂きゃんす」・・(とんかつ) 死んだと聞かされていた父親が実は生きているという。小桃は40歳近くなって初めて父親に会うことになった。・・(じねんじょ)
著者: 三浦 哲郎
-
初夜
- 著者: 三浦 哲郎
- ナレーター: 小川 道子
- 再生時間: 50 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
志乃を連れて雪の中の温泉場へ新婚旅行に出かけた。私は、どうしても志乃に話しておかなければならないことがあったが新婚の旅先で妻に語るべきことではないような気がして言い出しかねていた。 (「忍ぶ川」続編)
-
-
忍ぶ川の後に
- 投稿者: こゆこ 日付: 2023/10/07
著者: 三浦 哲郎
-
婚期
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: 原 ミユキ
- 再生時間: 25 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
漱石の「草枕」を愛読する登美子は、まだなかなか結婚する気になれないでいた。そんなおり、自分にきた見合いの相手・安並を妹が気に入り、結婚が決まった。妹の結婚相手として挨拶にきた安並は、思いのほか登美子の心を揺さぶる。気にする妹へ配慮しながら複雑な心境をもてあます登美子。が、結婚して上海へ渡った妹がやがて亡くなって……。女性心理を繊細に描き出す、「放浪記」林芙美子の佳品。演出=水城雄。(C)アイ文庫 【演出・朗読者について】少しずつ自身ならではの表現を獲得しつつある原ミユキが、女性の揺れる心を描く林芙美子作品に挑戦。明るいトーンの声が、揺れる女心を繊細に描き出しています。 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
著者: 林 芙美子
-
風琴と魚の町
- 林芙美子の代表的短編作品で、これだけは読んでおきたい傑作である。
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: 南郷 芳明
- 再生時間: 57 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
14歳の《私》は父や母といっしょに山陽は尾道の町にやって来た。父は憲兵の軍服をまとい風琴を鳴らしつつ面白い口上で薬を売る、いわゆる《おいちにの薬売り》である。
著者: 林 芙美子
-
赤ひげ診療所譚-むじな長屋
- 著者: 山本 周五郎
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 1 時間 35 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「赤ひげ」シリーズの3。長屋で神とも仏とも言われる佐八の悲しい暗い過去。取り返しのつかない過去を持つ人、があり取り返そうともがく人がある。
著者: 山本 周五郎
-
蛍・茄子の花
- 著者: 水上 勉
- ナレーター: 小川 道子
- 再生時間: 1 時間 6 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
療養中の作者が秘かに病室の庭の池で、 螢を飼ってみようと思い立つが・・(螢) 薬の副作用なのか、眠れぬ夜、昼間の散歩の途中に出会った娘に、 若い頃の面影を重ねていた・・・(茄子の花)
著者: 水上 勉
-
幸福の彼方
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: 上田 悦子
- 再生時間: 39 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「幸福の彼方」は、昭和15年(1940年)短編集『魚介』に収録された作品。 主人公の絹子は見合い結婚した夫の信一から、ある日思いがけない告白をされる・・・。母性愛、夫婦愛、家族愛など、普遍的なテーマを巧みに描いた芙美子の名作である。 林芙美子(はやしふみこ、1903年 - 1951年) 『放浪記』『浮雲』『晩菊』など多くの名作を執筆、特に庶民の生活を叙情的に描いた作品を得意とした。
-
-
しみじみとした小説
- 投稿者: 猪股知恵子 日付: 2023/10/21
著者: 林 芙美子
-
結婚式
- 著者: 森 瑤子
- ナレーター: 堀越 幸子
- 再生時間: 3 時間 1 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
とあるホテルの松の間、鶴の間、寿の間では結婚披露宴が行われていた。松の間では新郎が来ない、鶴の間には新婦の元愛人が招かれてきている、寿の間ではいさかいが――何のために結婚をするのか、そもそも結婚ってしなきゃいけないものなのか・・・ 男と女の愛と欲望の交差点「結婚式」をシニカルな視点で軽妙に描く。
著者: 森 瑤子
-
晩菊
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: 相本 由美子
- 再生時間: 1 時間 1 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「けつして自分の老いを感じさせては敗北だ」 元赤坂の芸者だった老女・きんは、入念に支度をして昔の男・田部を迎える。「外は嵐がごうごうと吹き荒さんでゐるのにさ、君ばかりは何時までたつても変らない……不思議な人だよ」しかし、田部の目的はきん自身にはなかった・・・“女”として生きることの意地と孤独と贅沢。
-
-
とても細かい心理描写
- 投稿者: デコトム22号 日付: 2024/08/12
著者: 林 芙美子
-
一夜の宿
- 著者: 立原 正秋
- ナレーター: 神﨑 美和子
- 再生時間: 32 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「そうだ、このまちにはあのひとがいたな」三島駅を降りてタクシー乗り場に歩いてたとき、僕は思いだした。女の顔をおもいかえしたとき、僕の足はちょっととまった。 ―—直木賞作家・立原正秋が描く、男と女。骨太でいて絹糸のようにしなやかなかにある、晩秋の果実のごとき旨味をご堪能ください。
-
-
これが立原正秋の世界か、、、
- 投稿者: KT 日付: 2023/04/06
著者: 立原 正秋
-
夜の蝶
- 著者: 山本 周五郎
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 39 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「夜の蝶」というと昭和の銀座のクラブを連想させるが、この作品の舞台は本所亀沢町。現在の墨田区両国四丁目から亀沢、石原の一丁目あたりだ。
著者: 山本 周五郎
-
吾亦紅
- 著者: 立原 正秋
- ナレーター: 神﨑 美和子
- 再生時間: 36 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
病院では今日も、赤ん坊が生まれ、同じ階で人が死ぬ。退院して、立原正秋は、その年の秋も吾亦紅を摘みに行く・・・
著者: 立原 正秋
-
埋火
- 著者: 立原 正秋
- ナレーター: 神﨑 美和子
- 再生時間: 53 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
骨董屋を営む男と女の沼を、直木賞作家・立原正秋が描く。骨太でいて絹糸のようにしなやかなかにある、晩秋の果実のごとき旨味をご堪能ください。
著者: 立原 正秋
-
美しい犬
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: 栗原 小巻
- 再生時間: 11 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
野尻湖はいまでも国際的な避暑地として知られています。外国人の別荘が点在しているようです。作品の中に登場する「柏原」や「大久保村」も、実在する地名です。柏原はJR信州本線の黒姫駅近くの湖畔側の地名です。そこから湖畔に向かって数kmいきますと、大久保に着きます。さらに湖畔に向かいますと、別荘地となります。なお、野尻湖は別名「芙蓉湖」と呼ぶそうです。林芙美子の芙の字と重なっているような気がします。(C)2007 TOKYO FM & Appleway
-
-
栗原小巻の朗読は素晴らしいと思う
- 投稿者: anako 日付: 2022/01/28
著者: 林 芙美子