源氏物語 第十三帖 明石
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ナレーター:
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岡崎 弥保
このコンテンツについて
『源氏物語』全五十四帖 与謝野晶子による現代語訳をすべて朗読し、
オーディオ化しました。
近代で最初に『源氏物語』を訳した与謝野晶子は、それぞれの帖の冒頭に、その 帖の内容をふまえた歌を一首詠んでいます。その晶子の歌もすべて収録しています。
源氏物語のあらすじ&ブログ
https://ohimikazako.wixsite.com/kotonoha/blank-10
第十三帖 明石 あかし
光源氏 二七~二八歳
主な登場人物 明石の君
わりなくもわかれがたしと
しら玉の涙を流す琴のいとかな
雷雨はなおも続き、ついに邸は雷に打たれ一部炎上してしまう。光源氏は、亡き桐壺帝(きりつぼてい)が「住吉の神の導きに従って、早くこの地を去れ」と告げる夢を見る。翌日、明石入道(あかしのにゅうどう)が源氏を迎えに来た。源氏は夢のお告げに従い、明石へ移った。
明石入道はかねての願い通り、娘を源氏に差し出す。娘は身分の違いから気が進まず、なかなか源氏に心をひらかずにいたが、やがて二人は結ばれ、明石の君(あかしのきみ)は源氏の子を身ごもった。
一方都では、源氏追放を企てた太后弘徽殿(こきでん)が物の怪に病み、朱雀帝(すざくてい)の眼病も悪化する。天の諭しであると、朱雀帝はついに源氏に赦免の沙汰を出す。源氏は、明石の君に必ず都に迎えることを約束して、帰京の途につくのであった。(C)PanRolling
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